Ep.181_第１回順位発表会�� ページ36
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(緊張しないとはいえ、この空気はきついな)
ふぅ、と息と吐く。
事務所毎の入場が全て終わり、今は嫌な静寂が会場を包んでいる。普段は騒がしい隣に座っているビョンチャンとスンウヒョンも、「緊張してきた」とか「本当に始まるの？」と呟きながら膝を小さく上下に揺らしている。
しばらくして、代表が登場した。代表が会いたかったと言うと、みんなさっきまでの静寂を忘れたかにように「会いたかったです！」と答え和やかな空気が流れた。隣のスンウヒョンは代表の言葉を噛み締める様に天井を見上げていた。
ﾄﾞﾝｳｸ代表「今日が来なければばいいのにとも思いましたがデビューへ向かうためには避けられない瞬間です。……皆さんの中で1位〜61位は残留、62位〜100位は脱落となります」
(40人も居なくなっちゃうのか……)
分かりきっていた事だけど、そう思うとやはり胸が痛かった。こんなに仲良く過ごしてきたのに、もうずっと会えない人もいるかもしれない＿＿。
(でも、私はしっかりしなくちゃな。私は不安でいるべきじゃない)
そう思って太腿を少し強めに叩いた。
ビョンチャンは不思議そうに私を見たが、「緊張飛ばしだよ」と笑っておいた。
ｽﾝｳ「特典の力は大きいね」
多くの練習生の運命が特典によって変わったという代表の言葉に頷きながらスンウヒョンが言う。私とビョンチャンも同じ様に相槌を打つ。
ﾋﾞｮﾝﾁｬﾝ「はぁ〜、特典あって良かった。まだ分からないけど特典があるだけで大分安心できるよ」
「私は無いけどね」
ﾋﾞｮﾝﾁｬﾝ「えっ、あっ……ごめん！ でもAは大丈夫だよ！絶対！！」
「あはは。言ってみただけだよ」
口をぱくぱくとさせて焦った表情をするビョンチャンに吹き出すと、「Aは随分余裕だね」とビョンチャンが口を尖らせた。
「余裕っていうか、どんな順位でも受け入れるつもりだから。……例え脱落しても」
ﾋﾞｮﾝﾁｬﾝ「もう！ そんなこと言わないでよ！」
Aは1位取れるんだから！
興奮気味に言うビョンチャンに「そんな訳ないよ」と言うと「そんな訳あるよ！」と主張された。
ﾋﾞｮﾝﾁｬﾝ「今日じゃなくても、Aはいつか1位になるよ。絶対、ぜぇ〜ったいだよ！」
「はは、だったら良いね」
ﾋﾞｮﾝﾁｬﾝ「何その反応。本気にして無いでしょ」
不満げに私の頬をつまむビョンチャン。こんなやりとりをしていたら、さっきの暗い気持ちもいくらかましになっていた。
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もち - 防弾少年団がまだ、( ﾟ∀ ﾟ)ﾊｯ！もしかして防弾少年団は夢主のボス？！ (2020年9月23日 6時) (
レス) id: 593f0591d1 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - よ だ かさん» コメントありがとうございます。展開上沢山だすことは難しいかもしれませんが、ちょくちょく出していきたいなあって思ってます！これからもよろしくお願いいたします(^ ^) (2020年5月30日 16時) (レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
よ だ か(プロフ) - コメント失礼します あんスタキャラがだんだん出て来てくれて嬉しいです!!もしよろしければあんスタキャラとの絡みをもっと見てみたいです! 次の更新も楽しみに待ってます！ (2020年5月29日 17時) (レス) id: c6fcdfc168 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - 零奈さん» コメントありがとうございます！私の作品がきっかけでプエ句を知って頂いたのはとても嬉しいです！更新遅めですがこれからも読んで頂けると嬉しいです！ (2020年5月29日 16時) (レス) id: ce8ce21ff5 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(プロフ) - はじめまして、実はこの小説でプエクを知りました…！お陰様で今K-POP沼にどっぷりです笑笑これからも応援しています。 (2020年5月15日 23時) (レス) id: 46a24024b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナル式 | 作成日時：2020年3月25日 21時
