紫 ページ4
朝。
みんなむくんだ顔でそれぞれ起き出してきた。
大「おはよ〜」
「おお、大倉大丈夫か?寝てるときだいぶ咳出てたけど」
大「あ、ほんま?だいじょぶやで?ごめんなあ、うるさかったやろ」
「んなことないけど、あんま無理せんと休みや?」
丸「ん、どしたんおーくら、体調わるいん?」
大「なんやねんめっちゃ眠そうやん笑 俺は大丈夫やから。まる夜ふかししたんやろ?笑 顔パンパンやで?あっはっは!」
そういう大倉も目がトロンとしてて「熱あります」って顔しとる。
すかさず体温計を差し出し、はからせると…
38.7℃
大「信ちゃん、ほんまに内緒。おねがい。夕方までおらせて。体調悪ないねん、ほんまに大丈夫やから」
「わかったからはよ解熱剤飲み。きつくなったら絶対言うんやで?ええな?」
大「ありがとう。わかった。ごめんな…」
丸の方へいってじゃれ始めた大倉が心配とは裏腹に、すごく楽しそうにするから、しばらく見守ることにした。
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作者名:Aqua | 作成日時:2019年6月30日 22時