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外の世界に来たはいいけど、どこに行ったらいいかわからない


ハウ「お兄様、どこに行くの?」


ヴァン「とりあえず、探検しよう!」


ハウ「うん!」


そう言って歩いていたけど、ハウも僕も疲れてしまった


ハウ「お兄様、もう疲れた、」


ヴァン「少し休も!」


お兄ちゃんなんだから、しっかりしなくちゃ、


あんまり目立たないように人のいない所で休む


「あれ、こんな所にガキが二人でいるぞ」


「んあ?
ほんとだ」


人間の男の人が6人くらい僕達の前に来る


お父さんに教えてもらった


人間の世界にはよからぬことを考える輩がいるんだって


それは、夢の国だろうとなんだろうと関係なくゴロゴロと居る


この人達は見ただけでわかる


その輩の一部なんだって


ハウは怖がって僕の後ろに隠れた


「お、可愛い嬢ちゃんじゃねぇか」


「お前ら親は」


ヴァン「い、今はいない」


「なぁ、ちょうどいいんじゃね?」


「売れば高くつくなぁ」


「ちょうどここは人気もねぇし、連れてってもバレないだろ」


ハウ「は、はなして、!」


一人の男の人がハウの手を掴んだ


ヴァン「ハウ!
ハウから手を離せよ!」


「おー?
妹を守る勇敢なお兄さんだな〜坊主」


「でもなぁ、ちょっと大人しくしてくんねぇかなぁ
お兄さん達も手荒な真似したくねぇんだわ」


ヴァン「いいから!
手を離せよ!」


「チッ
聞き分けの悪いガキだなぁ!」


そう言って手を振りかざす男の人


そんなに強い魔力を持っていない僕には何も出来ない


目をぎゅっと瞑ると聞きなれた声が聞こえてくる


「悪ぃなぁ
聞き分けの悪いガキでぇ
躾しなおしとくわ」


「もっとも、その頃に生きてるか分かんないけど」


ハウ「お母様、!」


ヴァン「お父さん、!」


「あ?親?」


「めんどくせぇ」


「でも、相手は女とひょろっとした男だろ?」


「俺らでなんとかなるだろ」


「姉ちゃんには少しいい思いさせてもらおうかぁ」


そう言ってお母さんの腕を掴んだ


貴方「女だからって、舐めないでいただけます?」


ニッコリと微笑んだお母さんは男の顔を蹴りあげた


「ぐはぁ、!」


「おい、!
大丈夫かよ!」


エイトフット「それと、人を、いやぁ
蛸を見かけで判断したら痛い目見るぜぇ」


「た、たこ、?」


エイトフット「おい、結界は」


貴方「大丈夫よ
思う存分暴れなさいな」


エイトフット「そんじゃぁ遠慮なく」


お父さんの腰から、僕よりも遥かに大きな蛸足が伸びた

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まい(プロフ) - Ms.ヴィランズさん» ありがとうございます! (2019年7月8日 17時) (レス) id: 1bd8f95c6b (このIDを非表示/違反報告)
Ms.ヴィランズ - うあぁぁぁ////もう好き…!まったり更新待ってます! (2019年6月25日 20時) (レス) id: fd426a3898 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まい | 作成日時:2019年5月11日 14時

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