寝る時間 ページ12
ハル「…あの時はローさんがひどかったんですよ!」
ロー「少し、からかいすぎたかもしれないが、お前もお前だ。頬が緩みすぎなんだよ。」
ハル「…船長がそんなだったら、兄が許さないかもしれませんね。」
小声で意地悪なことを呟くがローさんはビクともしない
ロー「……ハルが俺に惚れてるから仕方ないと言って、意地でも連れてく。
…まぁ、あのパウリーの許可を取らなければいけないのは事実だ。その許可をもらったとき、お前を正式にクルーに紹介しよう。」
ハル「…っ、惚れてるなんて、誰も言ってないですよ!」
ロー「…違うのか?
…俺に大事に、されてぇんだろ?」
私を見上げるようにして自信満々に笑っている
何も言えず、睨み返すと
ローさんは立ち上がって今度は私が見上げる
ロー「…触れてほしいって言ってたな?」
心臓がドキリと音を立てる
そういえば、そんな恥ずかしいことを言った気がする
ロー「一緒に寝るか?」
ハル「ぇ、や…寝たく、なくない、かもです…」
私の曖昧な答えにどっちだよ、と笑うローさん
そんな恥ずかしいことを素直に答えられるわけがない
片方の口角を上げて笑うローさんの顔が近くなる
ロー「…目ぇ閉じろ、ハル」
…キスをされると思って、ローさんの言葉通り目を閉じる
…
今度はしっかりと柔らかさを感じるようなキスが、ゆっくり落とされた
ロー「…悪ぃが、俺はやることがあるから先に寝てろ。
…続きは、
許可もらって、
本当に大事にしてやれるところに来たら…
その時、してやるよ。」
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みかんちゃん(プロフ) - 楽しみにしてます(´˘`*) (2019年10月24日 8時) (レス) id: 5684880501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:和陽 | 作成日時:2019年9月27日 12時