【黒バス】相棒組と屋敷に閉じ込められました☆……え。7【脱出ゲー風？】

-167-　偽 ページ8

花宮side

Aのことも、俺のことも…知らない癖に…

花宮「てめぇらみたいな偽善者が一番、苛つくぜ。」

女「ぇ…？はな…みや…く…？」

花宮「ふはっ…本当、俺の本性もしらない癖に"まっすぐな花宮くんが好きです"なんて、キモすぎて笑えたぜ。」

女「ぇ…ぅ…花宮くん？」

花宮「マジでうざってぇし…本当、いい子ちゃんすぎて吐き気がしたぜ。」

女「っ…そんな…みんなを騙したの…？」

花宮「騙した…？違うな。お前らがってに俺がまっすぐだって"勘違い"しただけだ。」

女「っ…!!み、みんなに言ってやるからっ!!」

花宮「ふはっ…言ったところで何もかわんねぇよ…バァカ。」

言って潰れんのはてめぇだ。

―――それから、校内では、花宮真は最悪なゲスだという噂が流れた。

だけど、それを信じる奴なんて学校内の一部の人間だけだった。

噂の根源であるあの女は、ありもしないことをいう女として虐められた。

それと入れ替わるように、Aに平凡な日々が戻った。

―――今となれば、俺のこの行動がAを壊した一番の原因かもしれない。

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