【黒バス】相棒組と屋敷に閉じ込められました☆……え。7【脱出ゲー風？】

-177-　血 ページ18

「え…」

目の前には、血を流し、倒れていく氷室さん

「な、で…？」

私はまだ、銃を撃っては…いないのに、

「なんで、」

まさか…

「ま、こと…？」

階段の方を見ると、銃口をこちらに向けた、真がいた。

「い、や…」

なんで、なんで、真が…？
私が、覚悟を決めなかったから？
私のせいで、真が…人を…？

桜井「ぅ、あ、Aさんっ…まだ、息も、脈もありますっ…」

いつの間に調べたのか、桜井くんが言う。

桜井「止血をすれば、大丈夫ですっ肩に…あたったみたいです…」

青ざめているのに、必死に冷静になって、桜井くんが言う。

…肩に？どのくらい？でも、血が…
バスケは、氷室さんは、また、バスケができるの？
氷室さんは…ちゃんと…意識が戻るの？
怪我が…治るの？

私が…もっとしっかりしていれば…真は…氷室さんは…私が…私さえ…

「あ、いやっいやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ」

桜井「Aさんっ!?」

花宮「っAっ!?」

私の意識は、そこで途切れた

-178‐　思→←-176-　撃

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