恐怖症の幻 / sntn ページ1
ふわりと、珈琲とパンケーキの匂いが鼻腔をくすぐる
今は人も居ない為か雰囲気も、文句無し
私達はその中、厨房を向かいとしたカウンターで少し下を俯きながら話していた
『恐怖症って何時まで経っても治らないよね』
「そうだね、意識しても治るわけないんだし」
...と、こんな感じなので、風変わりの話をしているように見えるだろう。
しかし、全部愚痴である
私達は恐怖症を患っており、常にこうやって愚痴を吐くのが日常となっていた
私は視線恐怖症から暗所恐怖症などと、数多くの恐怖症を持っていた
数を言えば、多分皆口を開けてあんぐりさせるほどだから言いはしないが。
___そして、私の愚痴を隣で聞きながら相槌を打っているせんたんは、先端恐怖症だ
せんたんは尖っているものが異常に苦手らしい。
正直、視線も尖ってると言っており、苦手としているようだが。
私は、愚痴を溢しながら珈琲を飲んでいた
あまりにもブラックのものしか飲めないため、コップに入った黒い物体は少し苦さを醸し出していた。
それを見て、せんたんは苦笑いを浮かべる
確かせんたんは甘いものが好きで、苦いものは無理だった....はず
つまり、ブラックのは飲めない、食べれないと言うことだ
珈琲は飲めるのに、砂糖4杯ぐらい普通に入れてる時点ですぐに甘党だと分かる。
私は、愚痴に紛れて
『恐怖症に対して理解がある人と付き合いたいよ』
と、ぼそっと呟けば、せんたんは肩を揺らす
正直この言葉はせんたんに対しての言葉なのか、それとも他の人に対してなのかは自分でも理解出来なかった
しかし、この言葉は本音だ
...出来れば相手がせんたんだったら良いなぁ、なんて思っても叶うはずがない
だから、もう少しだけこの窮屈な関係で居させて下さい、神様
**
トップバッターはせんたんでした
にどみん書きたかったけど諦めました。
作者は視線恐怖症と、暗所恐怖症です
私の場合、暗いところにいると恐怖の森に出てくるあの白い顔のお方が脳内再生されるのでまじで無理です。
お化け屋敷はもってのほかです。死にます。
書き方変えたつもりですが一切変わってませんね??
文才ないと変わらないから正直ちゅらい(寝言)
NEXT→bkyk or kyu
執筆. 2 / 24
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サラ男。(プロフ) - こんにちは お久しぶりです、ついの方でお世話になりましたサラ男です。憶えていますでしょうか?こちらの作品を陰ながら応援させていただきます。リク大丈夫ならば、ずっずのお話が見たいです。更新ご自分のペースで無理をなさらず。楽しみにしています (2017年8月25日 2時) (レス) id: 610db604ae (このIDを非表示/違反報告)
すいそ(プロフ) - とりっぴぃさんのお話とても好きでした!よければまたとりっぴぃさんのお話書いてもらいたいです...! (2017年3月27日 16時) (レス) id: 4e78047e0a (このIDを非表示/違反報告)
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