検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:420 hit

第1章ー3 ヨコハマ ギャングスタア パラダヰス ページ5

谷「最初に中てた人に賞金が有るンでしたっけ。」

…因みにその賞金は誰が出すんだろうか。矢張り太宰くんかな。今度家賃に困ったらやってみよう。お金せびりにいこう。

太「そうなんだよね。誰も中てられなくて懸賞金が膨れ上がってる。」

国「俺は溢者の類だと思うがこいつは違うと云う。しかし、こんな奴が真面目な勤め人だった筈がない。」

そう、そうなんだよ、くにっきー。着眼点は良いのだけれど、溢者に比べればもうちょいまとも…でもないか。むしろ駄目なほうか。

敦「ちなみに懸賞金って如何ほど」

太「参加するかい?賞典は今…七十万だ。」

ガタッ
敦くんの目の色が変わった。流石金欠敦くん。完全に目が金マークになっている。

敦「中てたら貰える?本当に?」

太「自○主義者に二言は無いよ。」

敦「勤め人(サラリーマン)」

太「違う」

敦「研究職」

太「違う」

敦「工場労働者」

太「違う」

敦「作家」

太「違う」

敦「役者」

太「違うけど、役者は照れるね」

なるほど、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」作戦か。確かに此奴の前職中てるのにはそれくらいしなきゃ、中たる気もしない。

敦「うーんうーん」

国「だから本当は浪人か無宿人の類だろう?」

太「違うよ。この件で私は嘘など吐かない。うふふ、降参かな?じゃ、此処の払いは宜しく。ご馳走様〜」

そう云って太宰くんが席を立つ。まず彼は中った場合、お金を払えたのだろうか。最初から奢って貰う気満々だった気がする。

敦「あっ」

ピピピピ
誰かの携帯電話の着信音が鳴る。

谷「うン?」

ピッ

谷「ハイ…え。依頼ですか?……はい、…はい。わかりました。では。」

どうやら、依頼が入ったらしい。こんな所で呑気にお喋りしている場合ではなくなったようだ。すぐさまお開きとなり、皆は探偵社の方へ戻っていった。

夜「あ、そういえば私の前職…。まあいっか。私は今も昔も派遣社員だったし。」


ーーーーーーーー

すみません。太宰さんの趣味の部分を自○とさせていただきました。そのまま書くとフラグをつけなきゃならんそうで…。

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←第1章ー2 ヨコハマ ギャングスタア パラダヰス



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:カゲプロ , 文スト , クロスオーバー   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

石狩鍋@元ワカメ(プロフ) - 一夜さん» ありがとうございます!これからも精進してゆきます(笑) (2018年4月4日 22時) (レス) id: 7ed31bbe89 (このIDを非表示/違反報告)
一夜 - 好きです!この作品!最新頑張ってください!楽しみにしています! (2018年4月4日 22時) (レス) id: dce25d3fc6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:石狩鍋@元ワカメ | 作成日時:2018年4月4日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。