ねぇ、勝利くん！

リアル×勝利くん ページ7

今日もこの言葉から、

恋が始まる………はずでした。



「ねぇ、しょ『毎回なんなの？』



『俺は【勝利】だけど、お前の夢の中には』


『俺とは別の【勝利くん】がいるんだろ？』



なんか色々とバレてる…⁈



「えっ、なんで知ってるの？」




『だってお前寝言で言ってるし。』





そう、私は


一週間くらい前から、勝利くんと

同棲している。





「寝言で言ってる……てことは

今ここは現実の世界ですか⁈」



『そーですよ、(人1)さん。』


「な、なんということでしょう…。」




『何？落ち込んでんの？』


『そんなに夢の中の俺が良かった？』



そういって、いじけてしまって

私に背を向ける現実の勝利くん。




「違うよ！だって……」


「夢ってこうなりたいって思って出てくるん

でしょ？」


「……、だから！///それだけ好きなの！！

夢の中でも勝利くんでいっぱいになりたい

の！」




その瞬間、抱きしめられ、耳元でこう

囁かれた。



『そう言ってくれるの、すんごい嬉しい。』










『じゃあ、(人1)の好きな俺を言ってみてよ。


(人1)が望むことしてあげる。』











“さぁ、君はどんな俺が好き？”


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