ねぇ、勝利くん！

大人猫×勝利くん-前編- ページ15

今日の勝利くん…


どうしちゃったの⁈


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「ねぇ、しょ…うり……くん？」


『何？』



え、いや『何？』じゃなくて。

その耳としっぽはどうしたんですか⁈



『この、耳のこと？』


必死に頷くわたし。


『気づいたら生えてた。』


へぇー、そっか！………ってなるわけない

でしょ！



「え……、だ、大丈夫なの？」


『そうだなー、しいていえば』







『(人1)が欲しくて堪らないことかな。』


一瞬だけ彼の口角が上がって、



次の瞬間、唇がぶつかるように触れて


そのまま舌が口内に侵入した。


歯列をなぞりながら口内を味わうように…


そして舌を絡ませてきた。


「はぁ、ん///う、ん…ちゅ…ん、や//」


クチュっ、ちゅぷ、くちゅっ、



糸を引いて離れた唇。


肩で息をするほどの激しいキスは久しぶりで


彼も少し頬を赤くさせ、満足げに笑った。




二人で抱きしめあって、数分後。

彼は来ていたシャツを脱ぎ、

そのまま私を抱いたまま白いシーツの中へ。




『今日は…これだけじゃ、現実には

帰さないからね。』




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