ねぇ、勝利くん！

シャイボーイ×勝利くん ページ14

今日は……


お散歩デートのようです。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ねぇ、勝利くん？」


『な、なに？///』



「もう…手繋いでるだけでなんでそんなに

真っ赤になってるのー。」


『だって…//なんか、恥ずかしいじゃん。』


毎回、毎回……もう怒った！



「…もういい。手離す。」


『えっ。』




パッと手を離して、目の前の公園の中に

走っていく私。


もう知らない、勝利くんなんて。



一生、シャイボーイで生きてけ！





すると、彼が私の腕を掴んできた。


『ちょっ、//待ってよ。』



「何？恥ずかしいんでしょ？」


「もう無理しなくていい…『やだ。』


そのとき、強引に腕が引き寄せられて彼の腕

の中に私の体がおさまった。




『俺、わがままと思うけど………』


『そんで、照れるかもしれないけど

これからも手…繋いでたい。』




『ダメ…？///』



耳まで真っ赤になって一生懸命言う彼。


「しょうがないな…//手、繋いであげる。」





シャイな彼が私のために頑張ってくれる姿、


久々に完敗のようです。


ーーーーーーーーーーーーーーーー

《おまけ》


「じゃあ、勝利くんからキスして？」


『え、無理無理！///』



「……もう、いいっ！！」


また彼女を怒らせてしまう勝利くんでした。



next>＞＞

大人猫×勝利くん-前編-→←リアルデート×勝利くん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す