モブCを巻き込むな【HQ】

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用件は就寝時間まで一緒にトランプしないかって事だった。
眠くないのは皆同じか。

参加しているのはクロ先輩、及川先輩、澤村先輩、五色、木兎先輩、赤葦先輩、宮侑先輩だそうで。多くない？てか一、二年少な。

悠菜先輩達は動きたくないそうで。私と蓮が連行されて行った。蓮はとても不服そうでした。嫌な顔を隠そうともしないね。流石だよ。


別の教室に着くともうみんな揃っていた。


「あれ、青城のリベロちゃんやん。確かイジメの主犯ちゃん？」

『ごめんちょっと私帰る』

「その場合はさらに容疑掛けられることになるぞ」

『ウシワカの全力スパイクが頭に当たればいいのに()』


嫌いだこの人！(ほぼ初対面)
なんなんだよ、面がよくて愛想がいい同級生の妄言は信じるってか！そうかそうか、君はそんなやつだったのか！

宮侑先輩は無駄に良い面でニヤニヤと笑いかけてくる。


『私ンなことしてませんけど、あの女の戯言ですけど！？てかそのお陰でこっちは足首怪我して安静にしろとか言われて練習できるかも怪しいんだど、なんなんだよいっぺんド突いたろか･･･』

「落ち着けよ。･･･宮先輩も、そういうのは控えてくれませんか。うちのリベロのプレーに関わります」

「それやとサムと区別付かんやろ。侑先輩♡って呼んでや、蓮ちゃん？」

「･･･北先輩呼びますよ」

「すんませんでした」


この時の蓮の顔はなんかもうめちゃくちゃ宮先輩を蔑むような目をしていた。普通に怖かった。顔に「油揚げにしてやろうか、このクソ狐」って書いてあった。あの、一応先輩だからね。

宮先輩が謝るとスンっと戻る表情。二重人格か何か？


「やるならさっさとやりましょう」

「お、意外とノリ気？」

「さっさと終わらせて寝ます」


あ、そう･･･と言うクロ先輩の横にサッと座る蓮。行動が早い。私も適当に蓮の横に座った。

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