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「そうだよ。ってか及川の彼女とか死んでもなりたくないし。女の恨みは怖いんだ」
『あぁ･･･(察)』
死んだ目でそう言う悠菜先輩を見て普通に察した。美紅先輩も少し顔を引き攣らせ、腕を擦っている。その様子だと二人共苦労したんだろうな･･･お疲れ様です。
「川倉は？西谷君とはどうなの」
結衣先輩が悪戯っ子のような目で聞いてくる。思わぬ質問に、へぁっ？と間抜けな声が出た。
『西谷先輩とはどうなのってどうゆう･･･？』
「だって騒動が起きたときも、西谷君に信じて貰えないかもって泣いてたじゃん」
『いやあれはその尊敬する先輩から疑われるのはキツイなぁっていうあれであって別にそういうのでは』
「西谷先輩の好きなところは」
『全て』
「そういう人間だよなお前って」
急な質問に即答すれば蓮に呆れた目で見られた。解せぬ。
言われっぱなしはムカつくので蓮にも色々聞いてみることにした。
『蓮こそどうなん？及川先輩に憧れてるんでしょ？』
「お、美男美女」
「･･･セッターとしてですよ。それ以上もそれ以下もないですし、そもそもああいう自意識過剰ナルシスト男は嫌いです」
『やだ辛辣』
「身も蓋もない･･･」
うわぁ･･･と口元に手を当てる。蓮はそれが気に触ったのか、枕をぶん投げて来た。思いっきり顔面に当たって、思わず顔も抑える。地味に痛い･･･
『くっそこのやろ、』
私も枕で蓮を叩こうとしたが、軽々と躱された。当たりに行けよ自ら(暴論)
「はいはい、ここ貴方達の家じゃないから枕投げはしないでね。なんかあったら弁償しないといけないの青城の女バレだから」
美紅先輩が間に入ってくる。最後に１回、と投げようとしたら美紅先輩から鬼のような笑顔で睨まれました。怖かったです。副主将は副主将だった。
「男バレって今頃何してるんですかねー」
「どうせくだらない事してるでしょ」
『王様ゲームとか？』
「クロだったら有り得るなぁ･･･」
「及川でも有り得るよ」
結衣先輩と美紅先輩が交互に言う。
『先輩達の幼馴染に対する扱いが酷い』
「お生憎だけどこっちの幼馴染は碌な人間いないからね。まだ岩泉がマシ」
『リベロいいですよ！』
「リベロ布教始まったよ」
蓮が呆れた声を出した瞬間、閉めていた部屋の扉が開いた。
入口からクロ先輩と及川先輩が顔を覗かせる。
噂をすれば何とやらだ･･･
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ナノハナ - めっちゃ面白いです！続き楽しみです！ (2月17日 23時) (
レス) @page37 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
はる - 初コメ失礼します!!この小説大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (9月6日 18時) (レス) @page29 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
如月 - 初コメ失礼します！ホントどタイプ過ぎます！続き、楽しみ待ってます！更新頑張って下さい( *˙ω˙*)و (8月21日 20時) (レス) @page25 id: a09d72e675 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - え？好きすぎる！！続き待ってます！あっでも無理はしないでくださいね！ (8月18日 0時) (レス) @page22 id: c76bf13f16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Wolf @ 元フェアリー | 作者ホームページ：http
作成日時：2023年5月4日 21時
