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Aside
『いやマジでほんっっっっっとうに申し訳ありませんでした』
只今佐野家にて真ちゃんに全力土下座をかましているところです
あの後「・・・とりあえず、さ、泣けよ(イケヴォ)」と言われギャン泣きしました
周りの目を気にせず大泣きしました
知ってたんだよ
変な目で見られてたんは!!!←
でも包容力抜群のお兄ちゃん属性にとりあえず泣けとか言われてみ!!?
泣くわ!!!!←
元から泣いてたけど!!!←
真一郎「いや、土下座しなくていいから、頭上げろって」
『いやマジで迷惑かけてすんませんっした身投げしてきます』
真一郎「まてまてまてまて」
玄関に向かう私を全力で止めに入る真ちゃん
真一郎「重く受け止めなくていいから!つかお前はまだ中学生なんだから迷惑かけろ!かけてこその中学生だろ!?」
『ちょっと何言ってっかよくわかんないけど』
真一郎「なんでだよ」
わかるだろ、とか言ってるけど私の頭はそこまで良くないんだどうだ思い知ったか(?)
真一郎「・・・はぁ・・・いいか、お前は変なところで我慢しすぎなんだよ。いつもは我慢せずに集るし人をタクシー扱いするし、なんならちょくちょく財布扱いしてる時もあるだろ」
『待って真ちゃん私に対してのイメージクソじゃん泣くぞ』
真一郎「でも今日みたいなところでは我慢する、辛い時には全部自分で背負って頼ろうとしないだろ」
『・・・・・・・・・まぁ・・・そりゃあ・・・』
真一郎「そういうところなんじゃないか、イザナが不機嫌になったのも」
『・・・は?』
真一郎「アイツも好きな子に頼られたいんだよ」
『・・・ほぉ・・・?』
そんなもんなん?
『でも私もう来ないって言っちゃったよ』
真一郎「いいだろ、行っても。イザナも嫌じゃないと思うけど」
『・・・・・・ん〜・・・そっかなぁ』
そういやぁ・・・
『真ちゃんってさ、由希とか・・・私とかのことどう思ってんの?』
真一郎「ん?どうした急に」
『いや、何となく』
真一郎「・・・そうだなぁ・・・」
これ・・・真ちゃんが由希のことどう思ってるか知れるチャンスなんじゃないのか・・・?
真一郎「あんまり考えたことないけど・・・」
『うん、』
真一郎「妹みてぇな存在かな!」
・・・・・・・・・・・・・・・
『真ちゃん・・・・・・・・・そりゃないぜ・・・・・・』
ダメだろその回答はぁ・・・・・・
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作者名:Wolf @ 元フェアリー | 作者ホームページ:http
作成日時:2022年12月25日 0時