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祈李「いやぁ・・・なんつーか・・・そこまでとは思わねぇじゃん・・・?」
『わっ・・・たしに関しては苦手だなんて知らなかったし・・・?』
ただいま弁解中です
イザナが怖いです
でも顔面がいいねちゅき(((
祈李はもう弁解できんのよ
知ってたんなら弁解の余地はないんだよ
私は原作で知ってたけどこの世界ならそれも無かったことにできる知らんけど
『カクちゃん・・・』
鶴蝶「・・・・・・」
『黙ってんなよこのやろう』
鶴蝶「諦めろ・・・」
『ざけんなバカ。助けろ』
イザナ「A」
『はい、すみません』
私なんで謝んねぇとなん
『てか私言ったじゃん。万次郎もエマも受け入れてくれるでしょうよ』
イザナ「・・・」
『まぁた黙りか。イザナが思うほど、万次郎もエマも酷くないと思うよ』
万次郎もきっと好きになるって言ってたしね
エマもイザナのこと覚えてたしね
『あ、ごめんそろそろ真ちゃん来るから帰るわ。祈李後よろしく』
祈李「はぁ!?ざけんなオイ!!」
『また来るねー』
イザナ「・・・いい」
『・・・は?』
イザナ「もう来なくていい」
『・・・・・・え、なん・・・』
なんで、そう聞こうとした
でもイザナの目がとても冷めた目をしていて
聞けなかった
『・・・・・・・・・わかった・・・』
この時、意地でも"また来たい"と言っていれば
あんなことにはならなかったのかもしれない
玄関まで出ると、真ちゃんが来ていた
真一郎「お、おかえり。今日は何話し『もういいだって』・・・え?」
『もう、来なくていい、だって』
真一郎「・・・・・・」
信じられない、そんな顔をした真ちゃんがいた
『何が、ダメだったのかな。私なりにイザナの心の隙間埋めようとしてたのに・・・』
万次郎の名前出したからかな
家族間の問題に口出したから?
『要らないお節介だったかなぁ・・・』
声が震えた
そこで今、自分が泣いてることに気付いた
真一郎「・・・A・・・」
私は、無力だった?
真一郎side
Aが、遊んでいるようで本当はイザナの安定剤になろうとしていたことに今気付いた
そういうの何処で思い付くんだ
よく遊びに行くことでイザナの警戒心を解いて心の拠り所になろうとしていたんだろう
俺よりもイザナのことを考えている
なんでイザナはそんなAを突き放したんだ
真一郎「・・・とりあえず、さ、泣けよ」
コイツは我慢しすぎてる
今だって声をあげて泣くことはしない
俺に迷惑をかけない為に
何処まで優しいんだろうな、お前は
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作者名:Wolf @ 元フェアリー | 作者ホームページ:http
作成日時:2022年12月25日 0時