ペロペロペロペロ舐めんじゃねぇえ ページ9
「貴様ぁ!何をする!!!」
学園長に向けてクナイを投げた途端、天井に隠れていた8人の忍びが出てきて、私に様々な武器をなげた。
もちろん全部交したけど、最後にでてきた口と鼻の間に髭を生やした男に喉にクナイを当てられ動けなくなった。
「天女様!一体何を…」
『それよそれ』
「?」
『この時代の人は話を聞かない人が多いみたいですね。確かに私は天女である可能性が高い。ですが、まず初めに初芽Aと名乗りました。であるなら、天女ではなくちゃんとした名前で呼ぶのが常識では無いのですか?』
学園長の話を聞く限り、今までの天女は全ていきなり消えたり、学園側が始末したりでちゃんとした帰り方を知らないらしい。
ここで暮らすことになるなら毎日多くの監視が着き、行動も制限されることになるだろう。
帰る方法が分からないのなら、コイツらに従う筋合いは無い。
『今までの天女がどんな人だか知りませんが、私は忍びです。あまり私を舐めないで頂きたい』
その場にいた全員が私を睨み続け、武器を持つ手に力が入っている。
私の喉にもクナイが押し付けられ、血が流れている。
「武器を下ろしなさい」
「学園長!」
「下ろすのじゃ!!」
学園長に命令され渋々と言った形でその場にいた全員が武器を下ろした。
「天女様、いえ、初芽様。無礼をお許しください」
そういい、学園長は畳に頭をつけて謝った。
「おやめ下さい、学園長!」
「ですがひとつ!!ここで暮らしてもらう上で必ず護ってもらいたいことがあるのじゃ。これだけ護って頂ければ…」
『分かりました。ここに住まわせてもらう以上、少しのお願いはちゃんと護ります』
「絶対に生徒たちには手を出さないと!!!お約束してください」
さっきよりも深く頭を下げる学園長に戸惑う黒装束の人達。
はぁ
元々ここにいる人には手を出すつもりは無いし、イラッときたから、ちょっとやり返しただけだったんだけどね。
『心得ました』
私も学園長と同じようにもう一度座布団の上に座り、学園長と同じように頭を下げた。
『私が元いた時代に帰れるまでよろしくお願い致します』
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飴玉くん - 夢主ちゃんの設定と周りの接し方が好き過ぎる… (11月10日 6時) (レス) id: bc84786978 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニ - どストライクな小説です❣️続き楽しみに待っています💓 (8月30日 14時) (レス) @page22 id: cd4be96e2f (このIDを非表示/違反報告)
EM - 更新頑張って下さい。 (8月26日 0時) (レス) @page20 id: 41f79f6239 (このIDを非表示/違反報告)
小豆小町(プロフ) - みみさん» みみさん、コメントありがとうございます‼︎作品を評価してくださり本当に嬉しいです…!アカウントが変わっても、どうか応援お願いします♡" (8月25日 15時) (レス) id: dc0c839974 (このIDを非表示/違反報告)
小豆小町(プロフ) - スズメさん» スズメさん、コメントありがとうございます‼︎長らく更新できずに本当にごめんなさい…。これから頑張って更新していくので楽しみに待っていてくれたら嬉しいです☻* (8月25日 15時) (レス) id: dc0c839974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天泣 x他1人 | 作成日時:2022年12月21日 23時