弟のように思っていたのに押し_倒されるとか聞いてない【冨岡義勇】

聞いてないんだ ページ7

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「くっそうあの風柱め」









私の頭の上に出来た大きなたんこぶを擦りながらブラブラと街を歩いていた。



そもそも私はピッチピチの25歳



四捨五入で考えるならアラウンドサーティーなんだぞ。つまり、あいつらより年上なんだ。












なのになぜ私の周りのガキ共は
私を崇め奉らない？


いや、崇め奉らなくてもいいけどさ、









俺は姉として見たことはないとか
てめェは死にてェらしいなァとか言っちゃうんですよ。



もうみんな、反抗期かよ。大分遅めだなぁ！




なんて勝手にキレながら歩いていると
不意に見覚えのある顔が見えた









「むいちゃん！」

「誰」

「泣いていい？」






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