8対2の恋

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５歳でこの街に引っ越してきて




隣の家には大嫌いなあいつがいる。






あいつとおなじ関西弁は使いたくない！


そんな思いでいた私も



こんなに毎日関西弁を聞いていたら、

染まってしまうし、




たまに出てしまうのは防げない。









顔を合わせればいがみ合い

目を合わせればガンを飛ばし





それなのに、何をするにも一緒のことが多い。









うつらうつらしながら

それでも眠い目をこすり、学校に行くため

玄関を開ける。…わあ、太陽が眩しい。……若干どうでもいいけど、暑い。








廉「いつまで待たせる気ぃや。」


「待つな、ストーカー」



廉「お前のストーカーなんか、万札握らされてもごめんや。」





なぜか、登下校が一緒で。

朝から、なんでこいつ。。。という思いを数年間し続けている。









・







廉「歩くのほんま遅いな、足短いんか？」


フッて鼻で笑う色黒男。


「短足で、結構」





皆に愛されるマンチカンは短足じゃい。









・









・




――――――――――――――
関西弁って良いですよねー。



テレビで見た小さな女の子が関西弁話してて、きゅぅぅんってなりました(笑)

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