飛び立つ ページ6
この世界は、生きにくい。
生き物で溢れかえっている。
だから、私はここで静かに過ごそうと考えた。
でも、貴女様が知りたいと言うなら、私はどこまでも着いて行きます。
ーーーーーーーーー
「……こんなもんかな。」
わずか一時間でここを出る準備は終わった。
思い立った日が吉日。
いろいろ考えるより、行動した方がずっといい。
むしろ、一時間もかかった方が阿呆らしい。
何故なら、
食べ物→地産地消
服→ポケモンのは要らない＆Aはエスパーで擬態してるだけなので要らない
生活用品→修行してただけなのでそもそもない
だから、今持っているものといえばおやつ用の木の実が幾つかあるだけ。
余りポケモンたちに顔を見せるわけにはいかないため、こそこそやってたら時間がかかった。
というわけだ。(因みに顔を見られたポケモンは、今日の夕飯になる予定)
……まあ、何かが暴れているとしたら、そこには必ず人間がいるわけで。
ある程度の危険は承知済みだ。
「さて、そろそろ行くか。」
何かが暴れているという反応はまだ残っている。
一時間も暴れ続けることが出来るなんて、大した体力だ。
「あなた達、戻りなさい。」
「はい、A様。」
真っ赤なプレシャスボールを手に取ると、ポケモンたちに向けた。
すると、ポケモン達は光となってボールの中へと吸い込まれていった。
「龍斗、飛んで。」
「はい、A様。」
カイリューの龍斗にまたがり、外へと出た。
外は、もう夜になっていた。
「龍斗、北西へとんで。」
「お任せください。」
反応は、このポケモンの村の北西…ミアレシティの方向にあった。
「ミアレじゃないといいけど……」
ミアレじゃ人が多いしな。
「飛びますよ。」
龍斗が腰をかがめ、その反動で龍斗は空へと飛び出した。
その瞬間、Aはすざましい風圧を感じた。
慌てて龍斗の背中にしがみつき、体を密着させた。
耳元で風がビュウビュウなっていた。
「ミアレじゃないといいけど……」
もう一度、呟いた。
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りんりん - ポケモン好きです!しかもこういうものすごく好きです!続きが楽しみです!頑張ってください (2015年2月19日 20時) (
レス) id: 1f794fc8d4 (このIDを非表示/違反報告)
四夜(プロフ) - 嘘ツキデ偽善者ナ道化師さん» お久だね！更新はちょこまかやっていくから、時々読みに来てくれると嬉しいです♪ (2014年3月23日 23時) (レス) id: 052d738e23 (このIDを非表示/違反報告)
嘘ツキデ偽善者ナ道化師 - 四夜、お久しぶり(^∀^ﾉｼ 読んだら凄く面白かったよ！これからも更新ガンバ(^∀^Ь (2014年3月23日 8時) (レス) id: 88ed693743 (このIDを非表示/違反報告)
四夜(プロフ) - アリスさん» 有難うございます！頑張りますね。 (2014年3月22日 18時) (レス) id: 052d738e23 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 面白いデス。続きが気になりマス。 (2014年3月22日 17時) (レス) id: 46e25d4271 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四夜 | 作成日時：2013年10月28日 19時
