やっと本題 ページ37
「昨日は本当に、すみませんでした。」
『すみませんでした。』
今私たち、ことAと鋭姫は、絶賛平謝り中である。
側にはお詫びの印の木の実が置いてある。
「大丈夫よ、一大事にはならなかったし。」
『俺も少し過ぎたことをしてしまった。本当にすまない。』
どうやら、許してくれそうな雰囲気である。
ただ、鋭姫のせいで暫くルチャブルはバトルが出来ないのだろう。
残念そうな顔であった。
「ごめんなさい、ルチャブル。これで許してとは言わないけれど、せめて償いだけでも…」
そう言ってスターの実を取り出した。
スターの実は珍しく、滅多なことではお目にかかれない木の実だ。
「それ、スターの実じゃない！いいの、貰っても？」
「迷惑かけてしまった事への償いです。受け取ってください。」
コルニはおずおずしながらも受け取ってくれた。
「そうだ！私もこれを貴女に…」
そう言って取り出したのは、信じられない物。
「バッヂ？受け取れないわ。」
「ううん、受け取って。だって、貴女は私に勝利したんだもの！」
まあ、いっか。
バッヂを受け取った。
鋭姫がそれを見たそうにうずうずしていたので、鋭姫の目の前にバッヂを置いてあげた。
鋭姫は嬉しそうに私を見上げた。
…可愛いなぁもう！
ーーーーーーーーーーーー
「それで、一つ質問が。」
「あら、何？何でも答えるわよ。」
忘れていた。
当初の目的を。
鋭姫も今になって(しまった、忘れてた)っていう顔をしている。
「はい、このジムへきた理由がそれなんですけど。」
「え、バトルじゃなかったの？」
「違います。私は、メガストーンの後継者を探しに来たのです。」
すると、コルニの目がいよいよ丸くなった。
何か知っているのだろうか？
「どこにいるか分からないのだけど、何かご存知で？」
「いや、ご存知も何も、私が後継者なんだけど…」
えぇ？
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りんりん - ポケモン好きです!しかもこういうものすごく好きです!続きが楽しみです!頑張ってください (2015年2月19日 20時) (
レス) id: 1f794fc8d4 (このIDを非表示/違反報告)
四夜(プロフ) - 嘘ツキデ偽善者ナ道化師さん» お久だね！更新はちょこまかやっていくから、時々読みに来てくれると嬉しいです♪ (2014年3月23日 23時) (レス) id: 052d738e23 (このIDを非表示/違反報告)
嘘ツキデ偽善者ナ道化師 - 四夜、お久しぶり(^∀^ﾉｼ 読んだら凄く面白かったよ！これからも更新ガンバ(^∀^Ь (2014年3月23日 8時) (レス) id: 88ed693743 (このIDを非表示/違反報告)
四夜(プロフ) - アリスさん» 有難うございます！頑張りますね。 (2014年3月22日 18時) (レス) id: 052d738e23 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 面白いデス。続きが気になりマス。 (2014年3月22日 17時) (レス) id: 46e25d4271 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四夜 | 作成日時：2013年10月28日 19時
