大好きな姉ちゃん／sorn ページ18
※死期欲パロ
俺の家系は普通の人にはない、特殊な能力を持っている。
だから姉ちゃんと俺はその能力を活かして怪奇探偵という名の人助けを日常的に行なっている。
「姉ちゃんっ」
そして今日は仕事がはいってなくてフリー。だから大好きな姉ちゃんにいっぱい甘えようと胸に思いっきり飛び込んだ。
『シャオロン？どうしたの、何かあった？』
ポーカーフェイスが得意な姉ちゃんはこの程度では全然表情を崩さない。でも、そんなところも可愛くて大好き
「えー、なんかないと抱きついたら駄目なん？」
『い、いや…そういうわけじゃないけど』
ああ、姉ちゃんが戸惑ってる…
可愛いなぁ…俺しか見られへん顔、もっと見してぇや
『私、これから用事があるんだ。だから離してくれないか？』
「えっ？今日はなんも仕事はいってないやろ？」
『うん、仕事はね。でもさっきトントン君にLINEで駅前にできた新しいカフェに行かないかって誘われたの』
……はぁ？
トントンに？
「……行くん？」
『え、うん。予定なくて暇だったし私も駅前のカフェ気になるから』
俺を差し置いてトントンと遊びに行くの？
ずっと一緒におる弟より一切血の繋がりがない赤の他人といたいの？
駄目、そんなこと絶対にさせない
姉ちゃんは俺だけの姉ちゃんなんだから……
『…シャ、シャオロン？』
姉ちゃんに呼ばれて思わずハッとする。気がつけば俺は姉ちゃんの腕を強く握っていたようだ。
「ご、ごめんな姉ちゃん。…えっと、その……そのカフェ行くの、俺もついていったらあかん？」
まあ、ついていけなかったら尾行するまでやけどな。その方が姉ちゃんに近づく男(むし)も排除出来るし
『……たぶんいいんじゃない？別にトントン君に2人だけじゃないと駄目なんて言われてないし』
「よし！そうと決まればはよ出かける準備しちゃおうや！」
『……もう、なんでアンタが行く気満々になってるのよ』
呆れながらも姉ちゃんは笑みを浮かべる。
そうそう…！どんな時でも片隅には俺のことを思っててな姉ちゃん！
「姉ちゃん、ホンマに大好きやで」
でも、俺から離れようなんて思わないでね？
だって………
姉ちゃんは俺がかけた赤い糸の呪いから
________逃げられないんだよ？
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４６猫 - サチさん» 狂気山脈の動画見た瞬間にこれは書かなくちゃと思い書きました(笑)鬱シャオファンなら見ないと損ですよね！！ (2018年9月2日 14時) (
レス) id: 5195f6436a (このIDを非表示/違反報告)
サチ - すこ、狂気山脈まで！ (2018年8月28日 3時) (レス) id: 31e0349143 (このIDを非表示/違反報告)
４６猫 - ミーさん» 心優しいコメント、本当にありがとうございます！こういったコメントは励ましになるのでこれからも頑張ろうって気になれます。是非是非他のお話も楽しんでいただければ光栄です！ (2018年2月28日 10時) (レス) id: 2e15f71a6c (このIDを非表示/違反報告)
ミー(プロフ) - 内ゲバパロとても面白かったです!!これから他のお話も読ませて頂きます(*^-^*)応援しています♪ (2018年2月27日 18時) (携帯から) (レス) id: 750b1e0df3 (このIDを非表示/違反報告)
４６猫 - 硬いパンさん» こんな自分勝手な作者の作品を見てくださって本当にありがとうございます(/ _ ; )作者自身、パロディ物が大好きでいつかこういうのを書いてみたいなと思い実現させてみたんです！ (2017年11月13日 17時) (レス) id: 22100487fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：４６猫 | 作成日時：2017年5月7日 13時
