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『吐きそ…』
ありとあらゆる神経を投げる捨てるかのようにぐったりとベンチに座り込んだ。
もう疲れた…色んな意味で。ストレス的な意味も加味して。
ちょっとご飯を食べるだけかと思ったのに、当たり前のように連れ回されたし、足もいたい。
「うわやば。ガチ疲れやん」
『うっせ…』
もうツッコむ気力もないくらいぐったりとしている私。
そんな私の隣にさりげなく座りるチーノがよく冷えたペットボトルのお茶を差し出してきた。
その傍らには紙袋や柄の違う袋がまとめて置いてある。
その袋たちを見てまた1つ大きなため息をついた。
『はぁ…マジできしょいな…』
わかる？あれ全部私のなんだぜ？
洋服やらアクセサリーやら雑貨やら…好きね…そういうの…
そして勝手に店に連れ込んで、勝手に決めて、勝手に買って、勝手に送られた、何故か積まれた贈り物達。
おっかしいな…私は今日このショッピングモールにゲームを取りに来ただけだと言うのに…
「プレゼントだと思って素直に受け取ってくださいって」
『いらない…』
別にプレゼントが嫌なわけじゃない。そりゃ真心込められたプレゼントは普通に嬉しいよ？嬉しいんだけどさ…
お前らから貰うのが嫌なんだよ…
だって何入ってるかわかんないもん。絶対一個は異物混入してるって…しかも割と量が多いし、これ私一人で持ち帰れる量じゃないから家まで送るパターンでしょ？
ふざけんじゃねぇよ…なんで休日までお前らと過ごさなきゃ行けないんだ…
「あ、大先生帰ってきた。」
その言葉通り、顔を上げるとトイレから出てくる鬱先生とその後ろにいるショッピが見えた。
「行きましょ先輩」
立ち上がって手を伸ばすチーノ。早くしろと言わんばかりに見下ろしてくる目線がどうも気に入らない。
そう思った私はまだ手の中で冷たいお茶をグイッとあおり、飲み込む。そうして空になったペットボトルをチーノ目掛けてぶん投げると、驚いたように後ろに仰け反った。
「うわっ？！なんすか…今日ヤンチャがすぎるでしょ…」
その反応が面白くて、ケタケタと指を指して笑ってやった。
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猫(プロフ) - 読んでてとても面白かったです。続きがすっごく気になります！ 作者様！どうか、続き書いて欲しいです！ 無理しない程度に頑張ってください！！ (2021年10月13日 9時) (
レス) @page30 id: 20fdbcd504 (このIDを非表示/違反報告)
[ ] - ペパーミントさん» 最高です！これからも更新頑張ってください！ (2021年5月9日 14時) (レス) id: 44a1044c1a (このIDを非表示/違反報告)
ペパーミント(プロフ) - モカさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2020年12月30日 19時) (レス) id: d3683f6e2c (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - どちゃくそタイプな物語でした…！こんなにも面白い物語をありがとうございます!!! (2020年12月30日 14時) (レス) id: 8016636dd6 (このIDを非表示/違反報告)
ペパーミント(プロフ) - 天の河さん» そんなに気に入っていただけるとは…ありがとうございます！ (2020年12月28日 22時) (レス) id: d3683f6e2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペパーミント | 作成日時：2020年12月27日 15時
