選択を間違えたかもしれん※改変アリ ページ44
「これ着て！」
『なんだコレ…』
わざわざ空中を移動して戻ってきて、現在奴の部屋。
私はまたこの変態の趣味に付き合わされるらしい
「なんかな、ベビードールって言うらしいねん！」
『言うらしいねん！じゃ、ねぇんだよ！どうせお前の趣味だろ？！』
ゾムが手に持っているのはパジャマと同じような素材でてきた露出高めの服
ぶっ飛ばすぞ？
「いや、大先生が持ってきた」
『あのクズか…！』
いやもう頭を抱えてもどうしようもない
けど、この変態の趣味に付き合う気もない
『やだよそんな露出高いの。ほら、さっさと喰べて。仕事終わってないの』
「えー…じゃ、寝る前にまた来てや！」
『なんでお前と寝ることが決定事項なわけ…？』
「ご主人様の命令やでっ！」
『ﾁｯ………この変態共が…ほら』
──────ｶﾞﾌﾟｯ
覆いかぶさるように私を包み込んだゾムが容赦なく唇を重ねてきた
『んっ……！』
「声聞きたい。我慢せえへんで」
『っ…だまって…くえない、のか…！』
ゾムの食事は容赦なく舌ぶち込んでくるからまだ慣れない
しゃべることもままならないし…！
「顔真っ赤にして…かわよ…」
『うっ…せえ…』
以外にも反抗する気力は残っているようで。
いい意味でも、悪い意味でも、この生活に慣れてきたということか…
ただ、苦しいものは苦しい。
グイッと胸板を押し返すと今回は簡単に離れていった
「んっ………はあ…ん、これくらいにしたるわ。んじゃ、また夜に…な？」
『っはぁ…加減しろ…よ…！』
ぐっ…と口元を拭い、部屋に戻る
くっそ…慣れねぇ…
・
『んー……あれ？いないのかな？』
軽く図書館の扉を開け、中を覗く
魔術の本返しにに来たんだけど…
いつもは窓の方でエーミールさんがお茶しながら本読んでるけど、今日は見当たらない
えー…どうしよ。
ゾムに夜来いって言われてるからアイツの仕事が終わり次第、私は行かなければいけないから…でもここに置いていくのもなぁ…
『…待ってるか。』
幸いまだ時間はあるし、ちゃんと文字が読めるようになったのでこの前読めなかった本でも呼んでみよう。いい機会だ
もしかしたら新しい魔術が使えるようになるかもしれないし。
そんなちょっとした希望を胸に図書館の奥へと踏み込んだ。
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pandapanda216(プロフ) - これの続き見たい (2021年2月18日 14時) (
レス) id: 9fe8803e94 (このIDを非表示/違反報告)
有(プロフ) - これの続き（？）のpi君の奴最高ですね！！！！既に！！ (2019年8月10日 22時) (レス) id: 809a57d1b1 (このIDを非表示/違反報告)
音斬湊(プロフ) - 最終回だった…取り敢えず完結おめです！続き読みたいです！番外編か続編希望です！！ (2019年8月10日 10時) (レス) id: e231a66eea (このIDを非表示/違反報告)
有(プロフ) - うわお。まさかの最終回。有難うございました。ほんとに。 (2019年8月10日 9時) (レス) id: 809a57d1b1 (このIDを非表示/違反報告)
yoru(プロフ) - 面白い！足りない！もっと続きが読みたい！！続編希望めう！！！ (2019年8月9日 15時) (レス) id: 9724c84fb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リラ | 作成日時：2019年6月4日 20時
