序章５３ ページ5
少々話が脱線しかけたところで、デュースさんが立ち上がりました。
「とにかく、僕は何とかしてあいつを倒して魔法石を持ち帰る。」
「だーかーら。お前さーシャンデリアの時といい実は相当バカでしょ。
さっき全然歯が立たなかったくせに「なんとか」ってなに？何度やったって同じだろ。」
「なんだと！？お前こそ……」
売り言葉に買い言葉…どうもこのお2人は合わないようですね…
「また始まったんだゾ。」
あのグリムさんですら呆れているご様子。
はてさて、そんなことをしていても時間は過ぎていきます。
どうされるのか様子を見ていると、ずっと黙っていたユウさんがボソッと爆弾を投下しました。
「…じゃあ全員仲良く退学ってことで。」
「「えっ……」」
ギャンギャンと言い合いをしていた2人がぴたりと止まりました。
鶴の一声ですね…破壊力抜群です。
「オ、オイユウ。いきなりキツいこと言いだしてどうしたんだゾ。」
「(ほぅ…)」
冷静…というよりは冷めた冷たい目で、ユウさんは言葉を続けます。
「そんなだから2人とも歯が立たないんだよ。せっかく先輩が最低限の安全を守るって言ってくれてるのに
何かといえばあーだのこーだの喧嘩してさ。そもそもこんなことになったの誰のせいでしたっけ？
あー、グリムとエースとデュースのせいですねえ。ボクはぶっちゃけ？この世界の住人ですらないので
退学になろうが追い出されようが別に構わないんだけど？あんたらはどうなのさ。
ナイトレイブンカレッジって名門なんだって？そんなすごいところに苦労して入った割に、
入学初日からいろいろやらかして？学園長から退学免れるチャンスをもらっておいて、諦めるんだ。
しかも原因はそもそもケンカ！！ばっかじゃないの！？ダッッッッッッッサ！！！！！」
「ふ…ふなぁ……。」
「ユウさんもキャラが変わってる…」
おそらく異世界からこのツイステッドワンダーランドに来たところから今に至るまで、
不安や不満が積もり積もっていたのでしょうね…何人たりとも口を挟む隙すら与えず、
マシンガンのように言葉の弾丸が降ってきました。
流石の剣幕に、全員言葉が出ません。
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白樺葵(プロフ) - エノさん» そして…！！！ご指摘ありがとうございますぅぅぅぅぁぁぁああ！！なんという盛大な誤変換！！！今の今まで全く気付いていませんでした！！すぐ修正いたします！！全世界のリドルファン並びにツイステファンの皆様に深くお詫び申し上げますっ！！ (2021年7月26日 12時) (
レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - エノさん» エノさん！コメントありがとうございます！うぅぅ…そんなお言葉をいただけるなんて…！まだまだこの世界も捨てたもんじゃないですね…(T△T)！ (2021年7月26日 12時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
エノ - このような作品があるなんて、まだまだこの世界も捨てたもんじゃないですね!!!それと、深紅じゃなくて真紅ではないでしょうか？？間違ってたらスミマセン｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡すべての更新作品、楽しみにしてます!!!!(｀･ω･´) (2021年7月23日 0時) (レス) id: 7ef6e5e60c (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 星猫さん» 合作？！？！おおおおお……初めてのお誘いで嬉しいです……！！ただ申し訳ありません…東方全然分からないのです……(--;)どんな作品を作りましょうか？オリジナルとか、知っているジャンルならできる気がします……！ (2021年3月11日 20時) (レス) id: 30555c691c (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか？東方は知ってます？私は、霊夢・チルノ・魔理沙・大妖精が好きです。 (2021年3月11日 18時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白樺葵 | 作成日時：2021年3月5日 15時
