深海の商人１２７ ページ46
「あら怖い。綺麗な顔が台無しよ？」
「話を逸らさないでください。…なんなら無理やり口を割らせても良いんですよ？」
代償は大きいですがね。でも、彼女に対してならリスクを惜しむ必要はないと思いました。
「ふふ、ごめんなさい。ちょっとからかっただけよ。
…今年に入って、あなたの周りでオーバーブロットする人が続出しているでしょう？
あれはね、偶然ではないの。」
「…あなたが何か、仕組んでいるとか？」
「まさか。流石にそんなことはできないわ。…でも、こうなることは知っていたの。」
「……は？」
「私、占い術が得意なの。星が教えてくれたわ。今年は7つの罪が一所に集まると。」
「…７つ…？」
ナイトレイブンカレッジにある寮は…７つ……
これは偶然ではないはず。
「私は、7つの大罪を集めているの。」
「罪を集める…？何故そんなことを？」
「……これ以上は話せない。…今はね。」
何か良からぬことを企んでいるようには思えませんが…
なにせ話が抽象的すぎて、結局わからないことは多いままです。
「でも、これだけは誓って言うわ。私はあなたと敵対したいわけじゃないの。
むしろ、あなたを見守りたいと思ってる。」
「…はぁ？」
「ずっとそばに居られれば一番なんだけれど…そうはいかないの。
だから、こうやってこっそり会いに来ているんだけどね。」
「……」
「また、会いに来るわ。続きはまた今度ね。」
「また…？」
ということは…この学園でまた、オーバーブロットが起こると…？
7つの寮のうち、3つの寮生によるオーバーブロットが起こった。
であれば…あと…4回も……！？
そんなの…冗談じゃない…！！
「待って！まだ聞きたいことが…！！」
私の言葉が言い終わらないうちに、また彼女…バディさんは消えてしまいました。
あとに残されたのは呆気にとられた私だけ。
…
まだ、あの冷たい手首の感触が残ってる……
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白樺葵(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん→なるほど！こちらこそ失礼しました！私が知ってるジャンルは変わらずです(汗)合作のお話嬉しいのですが、近々シナリオライターの職に就くことになり、そうなると無料の小説投稿サイトでも作品を上げるのに許可が必要になるみたいなんです… (2021年9月29日 19時) (
レス) id: 30555c691c (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 同じです新しいｐｃが手に入れましたから！こちらこそすみません。 (2021年9月29日 19時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、この会話、シリーズ1作目の時もしていますが、同じ名前の違う方なのかしら？IDが違うから、もし別人だったらごめんなさい。 (2021年9月29日 19時) (レス) id: 30555c691c (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？怪談レストランは知ってます？後、一緒に合作しませんか？ (2021年9月29日 17時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん！コメント&こう評価ありがとうございます！楽しんでいただけるよう、これからも執筆頑張ります！ (2021年9月29日 16時) (レス) @page46 id: c15bb0fb59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白樺葵 | 作成日時：2021年9月7日 16時
