深海の商人９２ ページ11
ブロットの化身…？何それ。
「今はアズールを正気に戻すことが最優先だ。」
「じゃないと、オレたちもイソギンチャクにされちまうッス！」
「ジェイド先輩、フロイド先輩、とにかくあの化身とアズール先輩の本体を
引き剥がさないと、アズール先輩の命が危ないんです！
力を貸してください！！」
…オレ、誰かに命令されるの嫌いなんだけど。
…けど、アズールがいなくなるのはもっとヤだ。
「わかりました。」
「おっけ〜。」
ジェイドもマジカルペンを構えた。
アズールはといえば、相変わらず周りの人間から能力を吸い取りつつ、
足をばたつかせて大暴れしてる。
あーもう、１本だけでもデカいし太いからやっかいなのに、
それが８本もあるんだもんな…まとめて全部ぶっ飛ばせばいっか。
「僕に跪け！！！」
アズールが足をこっちに振りかざしてきた。
「ぎにゃー！！逃げろー！！」
アザラシちゃんの号令に従ったわけじゃないけど、
その場にいた全員が散らばりながら攻撃を避ける。
「チッ…動きはそこまで早くねぇが、あの足が邪魔で仕方ねぇ！」
「魔法が使える人数は足の数と互角だ…何とかならねぇわけでもないだろ！」
「じゃあ誰が化身を叩くんスか！」
「ケドなんとかしねぇと、あんま長引かせるとヤバいんでしょ！？」
「全員得意な魔法は元に戻ったんだ、全力を尽くすしかないだろう！」
「ふな〜〜〜！！焼きタコにしてやるんだゾーーー！！」
アザラシちゃんが火を噴くけど、火力足りないのが一目瞭然。
アズールの足の１本がアザラシちゃんの火をバースデーケーキのろうそく消すくらい容易く消したし。
「あははは！その程度の魔法で僕に挑もうと？片腹痛いですね！！」
「ふなぁぁ…せっかく戻ってきた火の魔法なのにぃ…」
「どんまいグリム。」
結局作戦も何もない状態で、足並みもそろってない状態で
アズールと戦わないといけないカンジだよねこれ。
えー、どうしよ。…と思ってたら、『モストロ・ラウンジ』のエントランスが開いて、
中からスナメリちゃんが出てきた。
「な…なんですか…これ…！」
その声が聞こえないアズールじゃなかった。
ぐりんと振り返ると、足でスナメリちゃんを巻き上げて、
アズール本体の顔の前まで持ってっちゃった…！
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白樺葵(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん→なるほど！こちらこそ失礼しました！私が知ってるジャンルは変わらずです(汗)合作のお話嬉しいのですが、近々シナリオライターの職に就くことになり、そうなると無料の小説投稿サイトでも作品を上げるのに許可が必要になるみたいなんです… (2021年9月29日 19時) (
レス) id: 30555c691c (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 同じです新しいｐｃが手に入れましたから！こちらこそすみません。 (2021年9月29日 19時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、この会話、シリーズ1作目の時もしていますが、同じ名前の違う方なのかしら？IDが違うから、もし別人だったらごめんなさい。 (2021年9月29日 19時) (レス) id: 30555c691c (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？怪談レストランは知ってます？後、一緒に合作しませんか？ (2021年9月29日 17時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん！コメント&こう評価ありがとうございます！楽しんでいただけるよう、これからも執筆頑張ります！ (2021年9月29日 16時) (レス) @page46 id: c15bb0fb59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白樺葵 | 作成日時：2021年9月7日 16時
