深海の商人１４ ページ31
「へへーんだ。そんなに言うなら名前でも書いとけってんだ！」
「てめ〜！！」
グリムさんを追いかけて廊下を走り回るエースさん。
小回りの利くグリムさんはエースさんの手をかいくぐって
床や壁を走り回っています。
「…つ、通常運転ですね…お二人。」
「も〜…今日はどうしたの？またケンカ？」
「まったく、あいつらも飽きないよな。」
「…なんか朝ご飯食べ終わって、食器片づけてるあたりから
ぐちゃぐちゃ言ってたのは何となく把握してたんですけど…」
「そ、そうなんですね…」
「あっ、ユウ！」
ここにきてようやく私たちの存在に気づいたらしいエースさんがこちらに走ってきました。
「お前、監督生ならちゃんと寮生の管理しろ！
こいつまたオレが買っておいたオヤツの菓子パン盗み食いしたんですけど！
…っと、おはざーっす、A先輩。」
「お、おはようございます…」
ユウさんに物申したついでにペコっとお辞儀されました。
…と、足元にふさっと何かが触れたと思ったら、グリムさんが私の後ろに隠れるようにして立っていました。
「盗んだとは人聞きが悪いんだゾ。机の上に落ちてたから拾って食べただけなんだゾ。」
「机の上に置いてあるものは落ちてるって言わねーんだよ！」
「また人のもん食べたの…？どんだけ食欲あるのよ…」
「うるせー！だったらもっとツナ缶よこしやがれってんだ！」
「むちゃくちゃですよ…グリムさん…」
「こんにゃろっ！！」
「おっと！」
不意打ちを狙って腕を伸ばしたエースさんでしたが、グリムさんはひょいっと避けて
私たちの足元を逃げ回っています。
…ホント、猫みたい……
しばらくその様子を傍観していた私たちでしたが、
しびれを切らしたエースさんがついにマジカルペンを構えました。
「チョロチョロ逃げやがって。こうなったら風の魔法で……。」
「お、やんのか？ならオレ様も火の魔法を……。」
「ちょっ、朝から大暴れしないでください！」
「バカ！こんなところで魔法使ったら…！！」
「「……あっ！！」」
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雲紋 狂歌(プロフ) - 白樺葵さん» 言い方が親目線(笑)pcはですね。うちのかあいいかあいい白柴に…(^^ゞ まあ、親のスマホとvitaちゃんさえあればツイステも、更新も出来るんで。悲しくなんてっ！ないんですけどっっっっっ!!! (2021年8月26日 20時) (
レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 雲紋 狂歌さん» おぉ！反応早い！(笑)嬉しいです〜♪夢主くんね、いろんな感情にあてられてしんどくなったのかもですね…(汗) アズールとのビジネストークがですか！？カッコイイってよ〜夢主く〜ん (2021年8月26日 17時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
雲紋 狂歌(プロフ) - そして！更新ありがとうございます！ミュートロギアくんどした?!今後が気になりすぎる!!私的にアズールとの会話がなんかカッコよかった(?)です！ (2021年8月26日 13時) (レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 雲紋 狂歌さん» おぉ！ログインおめでとうございます！！しかしなぜパソコンが使えないように…！？ そうそう、昔っからそうで…夢小説という存在を知らなかったころから、映画や漫画を見ると「ここに自分を挿入したらどんな展開になるかな？」と想像するのが好きだったんですよ。 (2021年8月26日 13時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
雲紋 狂歌(プロフ) - 映画の様に…???流石です。_(._.)_ あと！念願のログイン達成！お気に入り登録しておきました!!ひゃっほう！…pc使えなくなりましたが… (2021年8月26日 13時) (レス) id: ba521741cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白樺葵 | 作成日時：2021年7月29日 17時
