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―あ「＿＿＿というわけなんです。」
ダ「なるほどね...」
私はダイゴさんにノボリさんが失踪した経緯を詳しく話した。
ダ「＿＿＿じゃあ、君は...その見た夢が彼の失踪と関係している。
そう考えているんだね。」
あ「はい...私が見た夢では、突然現れた白いトンネルのようなものにノボリさんが吸い込まれていった...
もしかして本当に白いトンネルのようなものが現れて、ノボリさんを...
そう思って5年間いろんな地方を回って調べたんです。
でも、手掛かりがなくて...」
ダ「5年も...大変だったね。」
あ「＿＿＿。」
＿＿＿こんなにいろんな地方を回っても手掛かりが見つからない。
ノボリさんを見つけ出すなんて、本当に雲をつかむような話かもしれない。
でも＿＿＿。
あ「＿＿＿彼を、取り戻したいんです。
彼を見つけ出したい...」
私は涙を堪えるように、声を振り絞って...そうダイゴさんに伝えた。
ダ「＿＿＿そう言えば、ある地方である研究をしていると話を聞いたことがある。」
あ「ある研究...？」
ダ「ああ...それは確かウルトラホールと言ってたな。
アローラ地方に現れる、未知の空間。」
あ「ウルトラ、ホール...」
初めて聞いた...
ダ「そのウルトラホールは、いろんな世界と繋がっている可能性があるらしい。
今現在アローラ地方でそのウルトラホールの研究がされているって。
もしかして...ノボリさんの失踪って____。」
あ「＿＿＿ウルトラホールが関係している、と？」
ダ「＿＿＿その可能性もあると思う。」
＿＿＿もし本当に、そのウルトラホールが今回のノボリさんの失踪に関係しているとしたら。
調べる価値は十分にある！
あ「私、行きたいです！！アローラ地方に！！」
ダ「＿＿＿そんなにノボリさんを取り戻したいんだ。
どうして、そんなにノボリさんにこだわるんだい？」
ダイゴさんは私をまっすぐ見つめて私に問いかけた。
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作者名：紗也(#°v°#)
| 作成日時：2022年8月29日 11時
