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−ノボリside−
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―私は最後のポケモンを出し、最後の勝負を始めた。
A様とのポケモン勝負...初めてのはずなのに、なぜか私の胸はずっと高鳴り続けていた。
この感じ...昔、感じたことのあるこの感覚...
A様も彼女のポケモンも、本当に楽しそうで。
私も、心からポケモン勝負を楽しんでいた。
ポケモン勝負で伝わってくる、彼女と彼女のポケモンたちの信頼の厚さが。
あ「＿＿＿そろそろ、決着をつけましょう！」
ノ「ええ、そろそろ終着地点に参りましょう。
モンジャラ、どくづき！」
「モンジャーッ！」
シュンッ
あ「ニンフィア、サイコショックで迎え撃って！」
「フィーアーッ！！」
シュンシュンシュンッ
＿＿＿バーンッ
「モンジャッ...！！」
あ「＿＿＿ニンフィア、マジカルフレイム！！」
「フィ―...アッ！！！」
＿＿＿ゴワアァァァッ
バンッ
ノ「＿＿＿モンジャラ！！」
ニンフィアのマジカルフレイムが決まり、土煙が立つ。
＿＿＿土煙が薄れていくと、倒れ込んだモンジャラが見えた。
「モ、モンジャ...」
ぺ「＿＿＿決着！そこまで！
勝者、A！！」
ノ「＿＿＿モンジャラ、戻ってください。」
私は倒れ込んだモンジャラをボールに戻す。
＿＿＿この、感覚は...
バトルが終わると、私の手は震えていた。
この感覚は、何度も体験したことのある感覚だ。
タイプの相性の不利をひっくり返すようなバトル。
そして何よりも...A様の熱い瞳。
まるで炎が燃え上がるように輝いていた。
ノ「＿＿＿ブラボー...スーパーブラボー...！素晴らしい...！！」
こんなに胸が熱くなるようなバトルは、本当に久しぶりだ。
一体この方は、何者なのか...
＿＿＿すると、A様が私の目の前にやってきた。
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作者名：紗也(#°v°#)
| 作成日時：2022年8月29日 11時
