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―私たちは定位置に着くと、モンスターボールを構える。
ぺ「＿＿＿これより、ポケモン勝負を始める。使用ポケモンは3体。
どちらかのポケモンがすべて戦闘不能になった時点で終了。
それでは...始め！」
ノ「＿＿＿ゴーリキー、出発進行！」
＿＿＿ポーンッ
「＿＿＿ゴーリッ！」
＿＿＿ノボリさんはモンスターボールを宙に投げると、ゴーリキーを出す。
あ「＿＿＿行け、ブラッキー！」
＿＿＿ポーンッ
「＿＿＿ブラッ！」
私もモンスターボールを宙に投げると、ブラッキーを出した。
ノ「＿＿＿ブラッキーですか。
相性的にはゴーリキーの方が有利なのですが...
先ほどもピカチュウに不利なマンタインを出されていらっしゃいましたね。」
あ「＿＿＿さっきのバトルを見てたんですか？」
ノ「ええ、途中からですが。
なぜわざわざ不利なポケモンを？」
あ「＿＿＿。」
私は彼の質問を聞いて、目を見開き...そっと視線を伏せる。
＿＿＿本当に、覚えてないんだ...私のこと。
この戦い方は...ノボリさんがポケモンバトルを通して教えてくれたことなのに。
あ「＿＿＿。」
私はそっと深呼吸をし、ノボリさんを見つめると笑顔を作った。
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作者名：紗也(#°v°#)
| 作成日時：2022年8月29日 11時
