私の初恋は黒服の車掌アルセウス編 part2 (ページ17)

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―テ「＿＿＿えええ！？お前空から降ってきたの！？」

あ「降ってきてはないんだけどね！？」

私はラベン博士とテル君にここへやってきた経緯を話した。

ラ「＿＿＿未来から...すぐには信じられませんね。」

テ「でも、どうして未来から来たんだ？」

あ「私はその...人探しで。」

ラ「人探し？」

あ「はい、私の大切な人が失踪してしまって...
その人を探すためにここへ来たんです。」

ラ「なるほど...」

テ「そう言えば、訓練所にいるシンジュ団のキャプテンも突然この地方にやってきたって。
前にカイから聞いた気がする。」

ラ「おや、そうだったのですか？」

あ「テル君！その人の名前は？」

テ「シンジュ団のキャプテンのノボリさんだよ。
ポケモンの扱いがうまくて、超強いんだぜ！！」

あ「＿＿＿ノボリさん。」

＿＿＿きっと、彼だ。

彼に違いない...

あ「テル君！そのノボリさん何処にいるの？会わせて！」

テ「お、おう...訓練所にいるんだ。ついて来いよ。」

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―私はテル君に連れられて、訓練所というところへやってきた。

テ「＿＿＿ペリーラさん！」

「おや、テル。今日は調査はお休みかい？」

訓練所にやってくると、赤い巻き髪の少し身体つきがしっかりした女性が私たちを出迎えた。

テ「うん、休み。今こいつの案内してんだ。」

ペ「へぇ、見慣れない顔だね...」

ペリーラと言う女性は、私を珍しそうな顔で見つめる。

テ「A、彼女はペリーラさん。ギンガ団警備隊隊長なんだ。」

あ「そう、なんだ。
Aと言います、初めまして。
よろしくお願いします。」

ぺ「こちらこそ、よろしく。」

テ「ペリーラさん、ノボリさんは？こいつノボリさんに会いに来たらしくて。」

ぺ「ノボリかい？あいつなら今日はシンジュ団の集落へ行っているよ。
昼過ぎにはこっちに帰ってくるらしいけど。」

テ「昼過ぎか...まだ時間あるな。」

テル君は私の方を振り返る。

テ「＿＿＿なぁ、A。待ってる間に俺と勝負してくれないか？」

あ「え、勝負？」

テ「ああ、あっちの世界のポケモン見てみたいし...いいだろ？」

テル君はキラキラとした目で私を見つめる。

＿＿＿少しくらいなら、大丈夫かな。

あ「＿＿＿分かった、じゃあ3対3の勝負で！」

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