▲.番外編5 ページ5
・
・
−Aside−
・
・
―私は隣にいたノボリさんの手をそっと握る。
ノ「＿＿＿分かりますか？」
あ「ええ、分かりますよ。」
ノ「...お付き合いを始めて半年が過ぎるというのに、ダメですね...私は。」
ノボリさんは薄く苦笑いを浮かべそう話す。
あ「＿＿＿私は、嬉しいです。
私のこと、意識してくれるんだって思って...嬉しいですよ。」
私はノボリさんの頬にキスを落とす。
あ「＿＿＿好きです、ノボリさん。」
ノ「...そう言うところが反則ですね、あなた様は。」
＿＿＿ノボリさんはすっと私を抱き上げ、私を膝の上に座らせる。
そして後ろから抱き締め、私の肩に顔を埋める。
ノ「＿＿＿愛しています、A様。」
あ「＿＿＿ノボリさん、私のこと...名前で呼んでください。
様を付けずに。」
ノ「え...」
私がそう伝えると、ノボリさんは少し驚いたように私を見つめる。
あ「私たちお付き合いを始めて半年なんですよ。その...名前で呼んでほしいなって...」
私がそう伝えると、ノボリさんは少し頬を赤く染め私の頬を指の背でそっと撫でる。
そして、私に優しい口付けをする。
私は彼の口付けを受け入れるように、そっと目を閉じる。
＿＿＿唇が離れるのを感じると、私はそっと目を開け彼を見つめた。
ノ「＿＿＿愛しています、A。」
ノボリさんが頬を赤く染めたまま、私をまっすぐ見つめそう伝えてくれた。
私は少し驚くも、笑顔を作る。
あ「＿＿＿私も、ノボリさんのことを愛しています。」
・
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紗也(#°v°#)(プロフ) - みささん» 初コメントありがとうございます！ノボリさんと出会うとしたらやっぱり駅のエピソードかなと思い、めちゃくちゃ調べながら作成しました笑 ありがとうございます！ (2022年9月14日 14時) (
レス) id: e6707cf07a (このIDを非表示/違反報告)
みさ - 主人公とノボリさんの恋愛エピソード感動しました、駅でのエピソード素敵ですね、これからも頑張ってください、応援してます！ (2022年9月14日 13時) (レス) id: aebdac634f (このIDを非表示/違反報告)
紗也(#°v°#)(プロフ) - mofuさん» アルセウス編書くとしたらを考えてサンムーンと新無印編をめっちゃ見直してます笑 一応ネタがちょいちょい浮かんでるので、整ったらストーリー書いてみますー！ (2022年8月21日 20時) (レス) id: 00f1a90a19 (このIDを非表示/違反報告)
紗也(#°v°#)(プロフ) - mofuさん» わーーー！！一気に見ていただきありがとうございます！すごい嬉しいです！続編本当に悩ましいです！新しい主人公作るのもなぁって感じで、、、笑 (2022年8月21日 20時) (レス) id: 00f1a90a19 (このIDを非表示/違反報告)
mofu - 追記、アルセウス編のノボリさんは又今までとは少々違った感じになりますよね。それはそれで楽しみだったりもします! (2022年8月21日 19時) (レス) id: ee0db38384 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紗也(#°v°#)
| 作成日時：2022年8月16日 11時
