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―あ「＿＿＿というわけで。」
私が説明を終えると、カミツレさんは大きなため息をついた。
ク「まさかの...交際を申し込まれてない、だなんて。」
クダリさんはノボリ兄さんらしいと苦笑いをする。
カ「＿＿＿。」
＿＿＿ガッ
すると、カミツレさんは突然席を立つ。
ク「カミツレちゃん？どうしたの？」
カ「＿＿＿私、ちょっとあのバカ締めてくるわ。」
あ「え、ええ...！？カミツレさん、そこまでしなくても...」
カ「いいえ、そこまでしないとダメ！これは大事なことなんだから。
クダリ、Aちゃんのこと頼んだわよ。」
カミツレさんは三人分のお茶代をテーブルに置くと、お店を出て行った。
あ「カミツレさん！！」
ク「まあまあ、A落ち着いて。」
あ「でも...」
ク「今回の件は...明らかにノボリ兄さんのミスだからさ。
ここはカミツレちゃんに任せようよ。」
あ「は...はい...」
カミツレさん、結構怒ってたけど...大丈夫かな。
ク「＿＿＿でも、よかった。」
クダリさんは嬉しそうな顔をしてそう呟く。
あ「え？？」
ク「あーいや...ノボリ兄さんっていつもポケモンのことやバトルのこととか、電車のことばかりで...
外の世界をあまり見ずに生きていくのかなって...ちょっと心配してたんだ。
でも、Aとの出会いのおかげで少しずつ変わっていったのかなって。
今の兄さんの顔、すごくいい顔してるんだ。」
隣に座るクダリさんは、私の頭にそっと手を置き、私の頭を撫でる。
ク「＿＿＿A、ノボリ兄さんと出会ってくれて...兄さんを好きになってくれてありがとう。」
あ「＿＿＿はい。」
私が笑顔で頷くと、クダリさんも笑顔を作ってくれた。
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紗也(#°v°#)(プロフ) - こーんすたーちさん» コメントありがとうございます！最後まで読んでいただけて嬉しいです(*´∀｀*)お盆明け頃に番外編作成予定なのでぜひまた遊びに来てください♪ (2022年8月10日 23時) (
レス) @page31 id: 00f1a90a19 (このIDを非表示/違反報告)
こーんすたーち(プロフ) - 完走おめでとうございます！数日前から追っていた者です。とっっても、とっっっっても素晴らしいお話をありがとうございます！！！ (2022年8月10日 19時) (レス) @page32 id: 681b311940 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也(#°v°#)
| 作成日時：2022年8月7日 19時
