検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:8,869 hit

▲.116 ページ26









−ノボリside−










―私はA様に追いつき、天井が崩れ落ちそうになるのをシャンデラのわざで防いだ。



間に合ってよかった...



あ「ノボリさん...どうして...」



ノ「___A様が心配で、追いかけてきました。
今現在、皆様がポケモンたちと一緒に消火活動をされています。
消防隊が来るまでになんとか持ち堪えられそうです。」



あ「そっか...よかった...」



ノ「さあ、早くここから逃げ出しましょう。」



あ「___!ノボリさん、また崩れます!」



A様の言葉に、私は後ろを振り返る。



___ゴロゴロッ



ガシャンッ



ノ「___シャンデラ、シャドーボール!」



「シャーンッ...!」



シューンッ



バーンッ



あ「___ノボリさん。」



ノ「___ご安心ください、A様。
私が必ずお守りします。
あなた様も、そちらのイーブイも...
安全運転で救ってみせます。」



___必ず、A様もイーブイも...私が守ってみせる。











−Aside−











―ノボリさんが、私たちを助けに来てくれた。



素直に嬉しい。



____ノボリさん...どうしてあなたはいつも私を助けてくれるんだろう。



どうしてそこまでして...



あ「ノボリさん、どうして...」



ノ「___A様が心配で、追いかけてきました。
今、現在皆様がポケモンたちと一緒に消火活動をされています。
消防隊が来るまでになんとか持ち堪えられそうです。」



あ「そっか...よかった...」



ノ「さあ、早くここから逃げ出しましょう。」



あ「___!ノボリさん、また崩れます!」



ノボリさんの後ろの天井が崩れかけていることに気づき、



私が声をかけると、彼は後ろを振り返る。



___ゴロゴロッ



ガシャンッ



ノ「___シャンデラ、シャドーボール!」



「シャーンッ...!」



シューンッ



バーンッ



あ「___!!」



この、光景...



___トクン、トクン



彼の後ろ姿を見て私の胸が高鳴る。



あの時、私がみた光景と同じだ...



あの時助けてくれた...お兄さんの後ろ姿と一緒。



あ「___ノボリさん。」



ノ「___ご安心ください、A様。
私が必ずお守りします。
あなた様も、そちらのイーブイも...
安全運転で救ってみせます。」



あ「___。」




私は彼のその言葉を聞いて...



思わず涙を零した。








▲.117→←▲.115



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
41人がお気に入り
設定タグ:ポケモン , ノボリさん , 紗也   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

紗也(#°v°#)(プロフ) - こーんすたーちさん» コメントありがとうございます!最後まで読んでいただけて嬉しいです(*´∀`*)お盆明け頃に番外編作成予定なのでぜひまた遊びに来てください♪ (2022年8月10日 23時) (レス) @page31 id: 00f1a90a19 (このIDを非表示/違反報告)
こーんすたーち(プロフ) - 完走おめでとうございます!数日前から追っていた者です。とっっても、とっっっっても素晴らしいお話をありがとうございます!!! (2022年8月10日 19時) (レス) @page32 id: 681b311940 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紗也(#°v°#) | 作成日時:2022年8月7日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。