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−ノボリside−
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―私はA様に追いつき、天井が崩れ落ちそうになるのをシャンデラのわざで防いだ。
間に合ってよかった...
あ「ノボリさん...どうして...」
ノ「___A様が心配で、追いかけてきました。
今現在、皆様がポケモンたちと一緒に消火活動をされています。
消防隊が来るまでになんとか持ち堪えられそうです。」
あ「そっか...よかった...」
ノ「さあ、早くここから逃げ出しましょう。」
あ「___!ノボリさん、また崩れます!」
A様の言葉に、私は後ろを振り返る。
___ゴロゴロッ
ガシャンッ
ノ「___シャンデラ、シャドーボール!」
「シャーンッ...!」
シューンッ
バーンッ
あ「___ノボリさん。」
ノ「___ご安心ください、A様。
私が必ずお守りします。
あなた様も、そちらのイーブイも...
安全運転で救ってみせます。」
___必ず、A様もイーブイも...私が守ってみせる。
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−Aside−
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―ノボリさんが、私たちを助けに来てくれた。
素直に嬉しい。
____ノボリさん...どうしてあなたはいつも私を助けてくれるんだろう。
どうしてそこまでして...
あ「ノボリさん、どうして...」
ノ「___A様が心配で、追いかけてきました。
今、現在皆様がポケモンたちと一緒に消火活動をされています。
消防隊が来るまでになんとか持ち堪えられそうです。」
あ「そっか...よかった...」
ノ「さあ、早くここから逃げ出しましょう。」
あ「___!ノボリさん、また崩れます!」
ノボリさんの後ろの天井が崩れかけていることに気づき、
私が声をかけると、彼は後ろを振り返る。
___ゴロゴロッ
ガシャンッ
ノ「___シャンデラ、シャドーボール!」
「シャーンッ...!」
シューンッ
バーンッ
あ「___!!」
この、光景...
___トクン、トクン
彼の後ろ姿を見て私の胸が高鳴る。
あの時、私がみた光景と同じだ...
あの時助けてくれた...お兄さんの後ろ姿と一緒。
あ「___ノボリさん。」
ノ「___ご安心ください、A様。
私が必ずお守りします。
あなた様も、そちらのイーブイも...
安全運転で救ってみせます。」
あ「___。」
私は彼のその言葉を聞いて...
思わず涙を零した。
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紗也(#°v°#)(プロフ) - こーんすたーちさん» コメントありがとうございます!最後まで読んでいただけて嬉しいです(*´∀`*)お盆明け頃に番外編作成予定なのでぜひまた遊びに来てください♪ (2022年8月10日 23時) (レス) @page31 id: 00f1a90a19 (このIDを非表示/違反報告)
こーんすたーち(プロフ) - 完走おめでとうございます!数日前から追っていた者です。とっっても、とっっっっても素晴らしいお話をありがとうございます!!! (2022年8月10日 19時) (レス) @page32 id: 681b311940 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗也(#°v°#) | 作成日時:2022年8月7日 19時