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−ノボリside−
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―バクフーンがジャイロボール放ちながら、こちらへ向かってくる。
あ「ノボリさん!」
ノ「___A様、私たちをどうか信じて見ていてください!」
私はA様の方を見つめ、そう伝える。
A様は一瞬驚いたような顔をするも、微笑んで頷く。
ノ「___シャンデラ、あなたの力を見せて差し上げましょう!」
「ッ...シャンッ!!」
___シューンッ
バンッ
シャンデラは岩から抜け出し、宙を舞う。
シュ「何!!」
ノ「_____必ず勝利という名の終点に参りましょう!
おにびです!」
「シャーンッ!!」
___ブオォォンッ
ノ「___!これは...!」
シャンデラはおにびではなく、猛烈な炎をバクフーンに放った。
シューンッ
バンッ
「___バークッ」
シュ「バクフーン!!」
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−Aside−
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―シャンデラはおにびではなく、猛烈な炎を放ち...
それがバクフーンに命中した。
あ「あれって...」
カ「あれは...オーバーヒート!
すごい、シャンデラ。オーバーヒートを覚えたのね。」
もしかして、ノボリさんの想いがシャンデラに...?
カ「___シャンデラにきっと伝わったのよ、ノボリのAちゃんへの想いが。」
あ「___カミツレさん。」
カ「あの二人は絶対に負けないわ、ノボリもシャンデラも強いもの。」
あ「___はい、信じてます。」
そうだよ、あの二人は強い。
必ず勝てる。
カ「___でもノボリ...本当に変わったわ。」
あ「え?」
カ「ノボリ、もともとポケモンが大好きで、バトルにも熱い人って知ってたけど...
普段の雰囲気も、バトルスタイルも変わったっていうかさ...前より生き生きしてる。
あなたに出会ってからだと思うわ。」
あ「ノボリさんが...」
私は彼の姿を見つめた。
___その彼の姿は今まで見たことないくらい、なんだか生き生きとしていた。
カ「___ノボリ、よっぽどAちゃんのことが好きなのね。
私にもそれが伝わってくるわ。」
あ「___。」
ノボリさん...
カ「___必ず勝つわ、最後まで一緒に見守りましょう。」
あ「___はい!」
___ノボリさん、シャンデラ。
頑張って...勝って___!
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紗也(#°v°#)(プロフ) - こーんすたーちさん» コメントありがとうございます!最後まで読んでいただけて嬉しいです(*´∀`*)お盆明け頃に番外編作成予定なのでぜひまた遊びに来てください♪ (2022年8月10日 23時) (レス) @page31 id: 00f1a90a19 (このIDを非表示/違反報告)
こーんすたーち(プロフ) - 完走おめでとうございます!数日前から追っていた者です。とっっても、とっっっっても素晴らしいお話をありがとうございます!!! (2022年8月10日 19時) (レス) @page32 id: 681b311940 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗也(#°v°#) | 作成日時:2022年8月7日 19時