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−Aside−
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―これは、夢...なのかな。
ノボリさんにキスをされただけじゃなくて...
抱きしめられて、私のことが好きだと...愛していると告白された。
ノ「＿＿＿私はもう迷いません。あなたのことを...A様のことを本当に愛しています。
他の男には、渡したくない。」
＿＿＿彼は私をまっすぐ見つめ、私にそう伝える。
その言葉を聞いて、私の目から静かに涙が零れ落ちた。
ドキドキしすぎて...体温が上がってしまって...
現実なのかどうか分からない。
頭が、ふわふわする...
＿＿＿これは、夢...なのかな。
ノボリさんは私の涙を指の背でそっと拭うと、私の額にそっとキスを落とし...
私の目をまっすぐ見つめ...こう問いかけた。
ノ「＿＿＿あなたは、どう思っていますか？私のことを。」
＿＿＿私はずっと、あの時助けてくれたお兄さんのことが忘れられなかった。
忘れられなくて、諦めきれなくて...どうしても会いたくてライモンシティにやってきた。
だけど...ノボリさんに出会って、私の目の前の景色はすっかり変わっていった。
たくさんの素敵な人たちに出会えた。
その出会いがきっかけで、たくさんの経験を積めた。
それは全部...ノボリさん、あなたのおかげ。
あなたがいてくれたから、私は今こうして...みんなと笑顔でいられる。
あ「私は...」
＿＿＿私も、ノボリさんと同じだ。
私も...あなたに出会ってから、あなたのことを考えるようになってしまった。
その向けてくれる笑みも、言葉も、優しさも...本当に嬉しくて。
全部、私のものにできたらなって...心の隅で考えるようになってた。
あなたに会えない時間は、寂しかった。
あなたに会いたい、会いたいって...何度も思った。
どうしてそう思ってしまうのか分からなかったけど...ノボリさん。
あなたのおかげで気づいたよ。
あ「＿＿＿私も、あなたが好き...」
私は声を振り絞って伝えた。
＿＿＿涙が止まらない。
私も...誰にも渡したくない、この人を。
あ「＿＿＿好きです、大好きです...ノボリさん。」
＿＿＿私が泣きながらそう伝えると、ノボリさんはまた私を優しく抱きしめてくれた。
...温かい。
＿＿＿どうかこの温かさが、夢でありませんように...
私は静かにそう心の中で祈った。
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紗也(#°v°#)(プロフ) - mofuさん» コメントありがとうございます！ここまで読んでいただけて凄く嬉しいです！ありがとうございます(*´∀`)♪あたしも87話はお気に入りのシーンです！！ (2022年8月21日 7時) (
レス) @page28 id: 00f1a90a19 (このIDを非表示/違反報告)
mofu - 追記、87話めっっちゃ良かったです!!(〃∇〃) (2022年8月20日 21時) (レス) @page31 id: ee0db38384 (このIDを非表示/違反報告)
mofu - 紗也様こんばんわ(^^)夢中になり二章の途中から、三章まで一気に読んでしまいました…!!あと少しで最終だと思うとかなり辛たんです(ﾉД`)ｼｸｼｸ でも楽しみにしてます!笑 (2022年8月20日 21時) (レス) @page31 id: ee0db38384 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也(#°v°#)
| 作成日時：2022年8月1日 10時
