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−ノボリside−
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―私はA様から唇を離すと、そっと彼女を見つめた。
彼女は瞼を開け、私を見つめる。
A様の頬は、真っ赤に染まっていた。
私を見つめるその瞳も、少し潤んでいる。
＿＿＿その瞳は、本当に反則です...A様。
＿＿＿トクン、トクン
私の胸の高鳴りは止まらない。
理性が飛んでしまいそう...
ノ「...っ。」
＿＿＿ぎゅっ
私はA様を抱きしめた。
あ「＿＿＿ノボリさん。」
＿＿＿もう、伝えずにはいられません。
ノ「＿＿＿A様、私は...あなたが好きです。」
伝えられなかった想いを、やっと彼女に伝えた。
ノ「好きです...愛しています、A様。」
あ「ノボリさん...」
自然と彼女を抱きしめる手を強くする。
ずっと伝えたかったのです...この想いを。
あなたへの想いを。
ノ「＿＿＿何度も伝えようと思っておりました。
ですが、あなたに迷惑をかけてしまうだろうと...そう思い、伝えることができませんでした。」
私はそっと彼女を離し、まっすぐ彼女を見つめる。
ノ「＿＿＿私はもう迷いません。あなたのことを...A様のことを本当に愛しています。
他の男には、渡したくない。」
彼女にそう伝えると、彼女は瞳に溜めていた涙をそっと零す。
彼女の涙を指の背でそっと拭うと、私は彼女の額に口付けを落とした。
そして彼女の瞳を見つめ、ずっと聞きたかったことを問いかける。
ノ「＿＿＿あなたは、どう思っていますか？私のことを。」
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紗也(#°v°#)(プロフ) - mofuさん» コメントありがとうございます！ここまで読んでいただけて凄く嬉しいです！ありがとうございます(*´∀`)♪あたしも87話はお気に入りのシーンです！！ (2022年8月21日 7時) (
レス) @page28 id: 00f1a90a19 (このIDを非表示/違反報告)
mofu - 追記、87話めっっちゃ良かったです!!(〃∇〃) (2022年8月20日 21時) (レス) @page31 id: ee0db38384 (このIDを非表示/違反報告)
mofu - 紗也様こんばんわ(^^)夢中になり二章の途中から、三章まで一気に読んでしまいました…!!あと少しで最終だと思うとかなり辛たんです(ﾉД`)ｼｸｼｸ でも楽しみにしてます!笑 (2022年8月20日 21時) (レス) @page31 id: ee0db38384 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也(#°v°#)
| 作成日時：2022年8月1日 10時
