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−Aside−
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―あ「ありがとうございました！お大事に。」
私は朝早く診療所へ来て、父さんの手伝いをしていた。
「あら、Aちゃん。久しぶりね。」
あ「おばあちゃん！お久しぶりです。またいつものお薬ですね。」
「ええ、よろしく。Aちゃん、また前より綺麗になったんじゃない？」
あ「おばあちゃんたら...私が来る度に毎回言ってますよ。」
私は薬草を調合し、薬を作りながら常連のおばあちゃんと話していた。
「本当のことだよ。Aちゃんの旦那さんになる人は、きっと幸せになるだろうねぇ。」
あ「褒めすぎです。＿＿はい、また1ヶ月分のお薬、出しておきますね。」
「ありがとう、じゃあまた来るよ。」
あ「ありがとうございました！お大事に。」
私はおばあちゃんのお見送りをする。
―『＿＿Aちゃんの旦那さんになる人は、きっと幸せになるだろうねぇ。』
あ「＿＿旦那さん、か...」
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―そしてあっという間に時間が過ぎ、今日の営業時間が終了した。
外は夕日でオレンジ色に染まっていた。
私はささっと掃除を済ませると、薬剤室で薬草の資料を見ていた。
「＿＿A。」
あ「＿＿父さん。」
すると、父さんが薬剤室へ来た。
「父さんは家の方へ戻るけど、Aはどうする？」
あ「私は調べ物があるから、もう少し残るよ。」
「そうか...あまり根を詰めすぎるなよ？」
あ「分かってる。でも月に一度しか来られないし、次の壁外調査に役立てたいから。」
「＿＿相変わらず真面目だな、Aは。終わったらしっかり戸締りをしてきてくれよ。」
あ「はい。」
父さんはそう言うと、部屋を出た。
私は資料に目を戻し、薬草を調べ続けた。
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紗也(プロフ) - 明日さん» ありがとうございます！この章でも楽しんでいただけると嬉しいです！頑張ります (2018年10月18日 19時) (
レス) id: b1705a050e (このIDを非表示/違反報告)
明日 - 続編おめでとうございます!これからも応援してます! (2018年10月18日 19時) (レス) id: 09c1450ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也
| 作成日時：2018年10月18日 9時
