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―そして実技試験が始まった。
シュンッ
私は立体起動に移り、巨人のパネルを探す。
あ「＿＿！！」
あった！！！
シュンッ
ザンッ
ザンッ
シュンッ
あ「はぁ...！！」
ザンッ
「すげぇ、早い！」
「あの子訓練兵に行ったことなかったんだろ？」
「1ヶ月であの早さ...すげぇ。」
私は次々にパネルを見つけては、うなじを削ぎまくった。
よし、あと1つだ...！！
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−リヴァイside−
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―俺とエルヴィンとハンジは試験の監督として、ロヴァートの実技を見守っていた。
今日のロヴァートは訓練を始めた頃のロヴァートとは全然違っていた。
動きのキレが違う。
―シュンッ
ザンッ
リ「ほぅ...悪くねぇ。」
ハ「早い！1ヶ月であんな動きを...リヴァイ、あんた一体あの子に何教えたの。」
エル「あと1体...1ヶ月でこんなに成長するとは。リヴァイ、やはり彼女をお前に任せて正解だったよ。」
リ「俺は特に何もしてねぇ。あいつ自身が変わったんだ。」
俺は基礎しか教えてねぇ。
基礎だけ教えても、ここまで化けたりなんかしねぇ。
＿＿あいつ、影で練習してたんだろ。
動きで分かる。
よくここまで作り上げたな、あいつ。
俺はロヴァートの動きから目が離せなかった。
「＿＿きゃあ！！！」
「な、なによ...」
「あ、あんた肩にくくくクモついてる！！」
「クモ...え、いやあああ！！」
叫び声が聞こえ、俺たちはそちらに目を向ける。
「きゃー！！やだやだ気持ち悪い！！誰かとって！！！」
すると、一人の女の兵士がこっちに走ってきた。
「兵長！兵長！お願いです！取ってください！！！」
リ「うるせぇな、どこだ...じっとしてろ。」
俺は走ってきた兵士についたクモを取ってやる。
リ「っ＿＿」
すると、俺がとったクモが俺の手に噛み付く。
―シュッ
ザンッ
俺はすぐにクモを払うと、刃でそのクモを切った。
リ「...気持ちわりぃクモだ。」
「兵長、ありがとうございます！！あの、大丈夫ですか？手...」
「あれ、今噛まれたとこ、すごい赤くなってますよ。」
リ「これくらい、どうってことね...」
っ＿＿！！
なんだ、これ...
俺は噛まれた手にやけどのような痛みを感じ、手を押さえる。
「兵長...！！」
すると、ロヴァートがこちらに降りて走ってきた。
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紗也(プロフ) - 明日さん» コメントありがとうございます！作品が好きって言われると本当に励みになります 頑張ります！ (2018年10月13日 14時) (
レス) id: 05866185b1 (このIDを非表示/違反報告)
明日 - すごく面白くて続きが気になります!私はこの作品が好きです。人の評価は人それぞれですが低評価なんて気にしなくてもいいと思います! (2018年10月12日 23時) (レス) id: 09c1450ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也
| 作成日時：2018年10月11日 20時
