39* ページ9
・
・
−Aside−
・
・
―そして、とうとう運命の日がやってきた。
今日、私の運命が決まるんだ...！！
私はリヴァイ兵長に言われた時間、場所でリヴァイ兵長が来るのを静かに座って待っていた。
―ガチャッ
部屋で待っているとドアが開き、リヴァイ兵長が入ってくる。
あ「お、おはようございます！」
リ「嗚呼。＿＿覚悟は、できているか？」
あ「＿＿はい！よろしくお願いします。」
リ「＿＿では、これより試験を開始する。心して取り掛かれ。」
・
・
―最初の試験は筆記試験。
リヴァイ兵長に叩き込まれた座学。
座学は一番自信があったので、試験時間は1時間だったけど20分で解き終わり、座学はらくらくクリア。
午後は立体機動の実技テスト。
私の一番苦手な分野。
これで決まってしまうんだ...
あ「っ...」
大丈夫、あんなに練習したんだから。
大丈夫、やれる！！
・
・
―そして立体機動の訓練所へ移動した。
訓練所へ来ると、他の兵士たちが私の試験を見に来ていた。
あ「こんなに人がたくさんいる中で実技試験...緊張する。」
その中には、私の陰口を言っていた人達もいた。
彼女たちは私を見て話し、くすくす笑っている。
＿＿また私のこと、話しているのかな。
...んーん！気にしちゃダメだ。
集中集中。
試験の監督はリヴァイ兵長とエルヴィンとハンジ。
三人が揃うと、リヴァイ兵長が一歩前へ出る。
リ「これより、立体機動の実技試験を行う。10体の巨人のパネルを用意してある。そのパネルを全て見つけ出し、うなじを削ぎ落せ。
ただし、縦1m、幅10cm以下であれば無得点となる。
制限時間は20分。
＿＿準備はいいな。」
あ「...」
私は静かに深呼吸をし、エルヴィンを見つめた。
エルヴィンは私と目を合わせ、何も言わずに頷く。
大丈夫だと言うように。
私は薄く微笑みかけると、頷き返した。
あ「＿＿大丈夫です、始めてください。」
リ「では＿＿試験、始め！」
・
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紗也(プロフ) - 明日さん» コメントありがとうございます！作品が好きって言われると本当に励みになります 頑張ります！ (2018年10月13日 14時) (
レス) id: 05866185b1 (このIDを非表示/違反報告)
明日 - すごく面白くて続きが気になります!私はこの作品が好きです。人の評価は人それぞれですが低評価なんて気にしなくてもいいと思います! (2018年10月12日 23時) (レス) id: 09c1450ad5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紗也
| 作成日時：2018年10月11日 20時
