隣の部屋のバレー選手【宮侑】

にじゅーご ページ25

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その日の夜、Twitterは大いに荒れました。




〈宮侑 子ども〉

〈宮侑 結婚〉




などなど、侑くんがトレンド入りするほど･･･。


こう考えると、すごく有名な人と付き合ってるんだなと感慨深い。




〈侑くん、お疲れ様！Twitterすごく荒れてたけど大丈夫なの？〉


〈んー、大丈夫やろ！見に来てくれてありがとうな！〉


〈そっかそっか！今、遥輝が、バレーしたいって言って、Amazonで小さめのボール買っちゃった！笑〉


〈ほんまに！？こりゃー、プロに育てるしかないな〉


〈お願いします、侑くん！笑〉


〈任せろや〜！〉




ほんわかするようなやり取りをしてベッドに入った。




『ねぇはる、侑くんどうだった？』


遥｢んーーっ、もうすっごくかっこよかった！ぼくもバレーしたいっ！｣


『あははっ、そっか！』




すっかり侑くんのトリコだね。









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宮侑side






監｢なんや侑、今日子どもにサーブ邪魔されたのにキレんかったな？というより調子上がったように見えたけど？｣


｢いやー、あの子は特別ですよ。｣


監｢彼女の子ども、とかか？｣


｢んー、そう、なりますね。結婚を前提に、お付き合いさせてもろてるんです。｣


監｢そうかそうか。まあお前が調子いいならなんでもいいけどな笑｣


｢ありがとうございますっ！｣




Aちゃんと付き合い始めて、遥輝のパパになる準備を始めてまだ日が浅い。


自覚を持たなあかん。




日｢みゃーさーん！みゃーさん！｣


｢うっさいあほ！それ言ってええのは遥輝だけや！｣


佐｢怖･･･。｣


｢けど、日向。チケットありがとうな。｣


木｢っなっ！ツムツムがやけに素直！｣


｢木兎さんまで･･･｣




｢どーでした？俺の息子と嫁になる予定の遥輝とAちゃん。ふたりとも可愛ええやろ？｣


木｢なぁー、俺聞いてないよ？聞いてないよ？オミちゃん、俺聞いてないんだけど〜｣


佐｢木兎さんうるさいです。菌が移るのであまり近づかないでください。｣


木｢んなっ！つめてぇよ〜｣




木兎さん撃沈〜




日｢そんなこと言ったからには、もう守ってあげるしかないですよね？｣


｢どの口が言っとんのや。死ぬ気で守るわ。｣


日｢侑さん、いつからそんなイクメンみたいになったんですか笑｣


｢いや、ただふたりのこと愛しとるだけやから｣


日｢立派なパパみたいですよ〜！｣




そう見えとるなら、嬉しいなぁ。

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