じゅーよん ページ14
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準備をして、鍵を閉めるともう準備が終わってたのか、侑くんは外にいた。
『ごめん、待った?』
「全く。行こか〜!」
遥「しゅっぱつしんこ〜!」
『「しんこ〜!!」』
「それで、遥輝。どこ行くんか?」
遥「びっくりドンキー!!」
「おお、あそこか!ハンバーグうまいもんな〜」
『車出すから待ってて〜』
いつも乗っている黒の車を駐車場から出して、侑くんと遥輝の近くへ寄せた。
『はるー、はるは前だよ??』
遥「ぼく、みゃーさんのとなりにすわりたい!」
『車は危ないから、前のはる様専用席に座って欲しいな〜』
「遥輝、ご飯食べる時に隣に座ってやる!せやから、車ははる様専用席に座らん?」
遥「うんっ!分かった!!」
「ええ子や〜!300グラムのハンバーグ食べてええよ!」
『絶対食べきれないでしょ笑』
「ガハハっ!せやな!ごめんな、車出ししてもろて」
『ええよ〜気にせんといてやぁ〜』
「うわっエセ関西弁。まだまだやな。な〜遥輝!」
遥「せやなぁ〜」
「遥輝のが上手いわー!笑」
『そっ、そんなことないしー!もういい!行くよ!』
遥輝「しゅっぱつ〜??」
『「しんこー!!」』
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宮侑side
Aちゃんは、母親失格ってさっき言ったけど、
Aちゃんの車の中には前の座席にチャイルドシート、後ろの座席2列はぬいぐるみや毛布。
画面に映し出されてんのはドラえもん。
こんなん、ええ母親の代表でしかないやろ?
『はい、着いたよ〜!』
遥「おなかすいたっ!」
「遥輝、吐いたんに大丈夫か?」
遥「うんっ!おなかすいたっ!」
遥輝の右手は俺が、左手はAちゃんが繋いでる。
はたから見たら、俺たち3人は家族に見えたりすんのかな?
そう見えてんなら、嬉しいな
いつか俺は、遥輝の〈パパ〉になって、
遥輝に〈パパ〉って、そう呼ばれてみたいなぁ。
「遥輝、高い高いしてあげるわ!」
遥「え!ほんとに?」
「Aちゃん、せーので遥輝の腕、上に引っ張ってや!あ、遥輝の腕が抜けん程度にやで?」
『こっちのセリフだよ?それ笑』
「遥輝、いくで!せーのっ!」
その瞬間、遥輝はコンクリートの地面を蹴って、Aちゃんと遥輝の腕を高くあげて、遥輝は大きくとんだ。
遥「楽しい!もう1回!」
『もうお店入るから帰りね!』
遥「はーい!」
あかん、俺今、すごい幸せや。
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さくらもち - なんですか!天才ですか!宮くん最高です! (2020年4月29日 17時) (レス) id: c2e5a10dd5 (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - ももたんの桃拾いさん» ありがとうございます!新作もあるのでよかったらこれからもよろしくお願いします! (2020年4月28日 16時) (レス) id: afe3d2a328 (このIDを非表示/違反報告)
ももたんの桃拾い(プロフ) - むっちゃ感動しました!ティッシュ片手に持ちながら読ませてもらいました!これからも応援してます! (2020年4月27日 12時) (レス) id: 08a613338a (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - いちごアメさん» えぇ、感動してくださる人がいるなんて…ありがとうございます! (2020年4月26日 12時) (レス) id: afe3d2a328 (このIDを非表示/違反報告)
いちごアメ(プロフ) - こんにちは!すごく泣きながら見させていただきました!!!持つ涙無しでは読めないです(笑)泣きすぎて目が痛いぐらいです(笑)応援してます!小説頑張ってください!!! (2020年4月26日 4時) (レス) id: 067b8772b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rain | 作成日時:2020年4月19日 13時