14話 ページ14
Aは一口パクリと食べた。すると、生地は程よい弾力でクリームは甘すぎずイチゴが甘酸っぱかった。食べていると隣から視線を感じゾムを見る。
『どうしたの？』
ゾ「一口」
どうやらゾムはAのクレープも食べたいようだ。あーと口を開けて待っている。Aはクレープをゾムの口の方にもっていった。ゾムはそれをパクリと食べた。
ゾ「ん、これも美味しいな」
次にゾムは、はいと言って自分のクレープを彼女に向けた。
ゾ「俺のも食ってみ？」
『いいの？』
ゾ「はい、あーん」
『んっ、甘い』
半ば強引に食べさせられたが、ゾムのクレープも甘くて美味しかった。そして、クレープを食べ終わった2人は街を歩きまわった。この街は様々な人が行き交う活気のある街だ。少し逸れるだけで迷子になってしまいそうだとAは思った。すると、突然 右手をキュッと握られた。
ゾ「ぼーっと歩いてると迷子になるで」
『ご、ごめんなさい』
ゾ「なぁ、ちょっとの間手繋いでもええ？」
『ぁ、う、うん」
ゾ「なんや？手繋ぐの初めてなん？」
『いや、まぁ慣れてなくて』
ゾ「そか、なんか こうしてるとカップルに見えたりするんかな」
『…………どうでしょうね』
手を繋ぐ。それだけなのにまたあの日のように胸がドキドキした。初めて感じる他人の温もり。私より大きい手。それだけ、それだけなのに。この湧き上がる感情は何？
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雪だるま(プロフ) - 傘お化けさん» コメントありがとうございます！ゾムさんは推しますよもうしんどい。続編、新作を待っていただける読者さんの声を聞けて大変嬉しい限りです。長い間待たせるかもしれませんが新しい作品が作れるよう努めてまいります。最後までお付き合いありがとうございました！！ (2018年7月19日 23時) (
レス) id: a79d36039b (このIDを非表示/違反報告)
傘お化け(プロフ) - コメント失礼します！私もゾムニキ最推しでゾムのお話ばっかり書いています。完結、おめでとうございます！続編が出たら読ませていただきます！もちろん、新作の場合も読みます！これからも頑張ってください (2018年7月19日 23時) (レス) id: 4b6ec1c8eb (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま(プロフ) - ぺんぺけさん» コメントありがとうございます(^^)そう言って頂けて大変励みになります！毎日投稿頑張るんで楽しみにしててください。 (2018年7月3日 11時) (レス) id: a79d36039b (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぺけ - コメント失礼します。夢主さんとzｍさんの関係いいですね！好きです、これからも頑張ってください！ (2018年6月30日 12時) (レス) id: 84b17b0d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪だるま | 作成日時：2018年6月24日 1時
