13話 ページ13
時が過ぎ、あっという間に約束の日になった。Aは約束の時間前に目覚め身支度を始めた。
『こういう時どういうもの着ていけばいいんだろ』
クローゼットを漁ってみるがワンピースなどの可愛らしい服はなくズボンなどの動きやすそうな服が多い。悩んだ挙句 Aは涼しげな7部丈のジーンズとロゴの入った白いTシャツの上に黒のカーディガンを羽織った。次に財布などをバックに詰め込んだ。すると、窓の方からコンコンと音がした。振り返ってみるとそこにはゾムがいた。Aは急いで窓を開ける。
ゾ「おはよ、迎えにきたで」
『窓から来るなんて非常識』
ゾ「悪い悪い。いっつもこうやって幹部の部屋とか行ったりするんもんでな。くせで」
じゃあ行こうかという事で、街に出た。実はAはデートをした事が一度もない。なので、どうすればいいか分からずただゾムの横をてちてちとついて行く。
ゾ「Aって甘いもんとか好き？」
『ん？まぁ嫌いではないけど……』
ゾ「あんな、この前グルッペンが言ってたんやけど。美味しいクレープ屋さんが建ったんやって。食べへん？」
『食べます。イチゴクレープがいいかな。あとアイスもトッピングしたやつ』
ゾ「ええな、じゃあ俺はイチゴチョコにすっかな」
歩いているうちに目的地に着いた。ゾムはAに待っててと一言 言ってクレープを買いに行った。Aは近くにあったベンチに座り待っていたら、数分で両手にクレープを持ったゾムが戻って来た。
ゾ「ほい、買ってきたで。あー、待て待てお金いらへんから。いつも頑張ってるご褒美やから」
『ありがとう』
割り勘しようと思ったAは財布を取り出したがゾムはそれを止めた。Aはお言葉に甘えてクレープを受け取った。
『ほんとだ。美味しい』
ゾ「やろ？グルッペンの言う通りやな」
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雪だるま(プロフ) - 傘お化けさん» コメントありがとうございます！ゾムさんは推しますよもうしんどい。続編、新作を待っていただける読者さんの声を聞けて大変嬉しい限りです。長い間待たせるかもしれませんが新しい作品が作れるよう努めてまいります。最後までお付き合いありがとうございました！！ (2018年7月19日 23時) (
レス) id: a79d36039b (このIDを非表示/違反報告)
傘お化け(プロフ) - コメント失礼します！私もゾムニキ最推しでゾムのお話ばっかり書いています。完結、おめでとうございます！続編が出たら読ませていただきます！もちろん、新作の場合も読みます！これからも頑張ってください (2018年7月19日 23時) (レス) id: 4b6ec1c8eb (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま(プロフ) - ぺんぺけさん» コメントありがとうございます(^^)そう言って頂けて大変励みになります！毎日投稿頑張るんで楽しみにしててください。 (2018年7月3日 11時) (レス) id: a79d36039b (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぺけ - コメント失礼します。夢主さんとzｍさんの関係いいですね！好きです、これからも頑張ってください！ (2018年6月30日 12時) (レス) id: 84b17b0d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪だるま | 作成日時：2018年6月24日 1時
