泣きたいくらい

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「せんせい？」









向かい合ってた座ってた椅子を先生に近づける









「いつになったら、好きになってくれますか？」









『...さあ、いつでしょう？(笑)』









「もう、からかわないでくださいよ〜
大真面目にきいてるのに」









怒ってみせたのに、




フッて笑ってきて、絶対馬鹿にしてる









『(人1)？んー.....A』









「っえ、」









『もう、なってるから...』









呼び捨てで名前を呼ばれたことにフリーズして


何も頭に入ってこない








目の前の先生はそんなわたしの顔見てまた笑ってる









『だから、もうAのこと好きになってるから』









先生の大きくて綺麗な手がわたしの頭にのせられる









『あーもう泣くな泣くな(笑)』








「だって、嬉しくって」









遅すぎだよ、せんせい









まだ今は我慢することが多いだろうけど



ってそっとおでこにキス









「そんなの、容易いものですよ」









こんなにも大好きなんだもん





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END

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