大忙しのシェアハウス part7

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和也side


真っ白な壁に真っ白な床。

真っ白な天井に、真っ白なベッド。




そして、その真っ白な空間に包まれ、
眠っている翔ちゃん。




翔ちゃんの腕には、ﾎﾟﾀﾎﾟﾀと落ちていく点滴。




お医者さんから言われたのは、
下しすぎて脱水症状が酷く進んでいて、
入院が必要だということ。




ただね...、俺も入院してほしいのは
山々なんだけど...さ。




翔ちゃんが入院するって言うかどうか...。




翔ちゃん、ビビリで有名だけど、
病院嫌いみたいだからね...。




翔「...にの...？」

「あ、翔ちゃん起きた。大丈夫？」

翔「...おれ...」

「あなたね、我慢しすぎ。辛かったでしょ？
今日一日だけ、入院だって」

翔「...やだ」



予想通りの答えですね...。


「やだじゃないでしょ？
仕事できなくなっちゃうよ？いいの？」



ごめんね、翔ちゃん...。

俺は、こんなことしか...出来ないや。

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