4-26 ページ26
.
樫木さんに断りの連絡を入れた二日後。
調査のために、シゲと街を歩いてたときやった。
「小瀧くん！」
望「樫木さん！」
重「あ、こんにちわー！」
み「あ、パパー！」
望「んー、パパちゃうねんけどなー。」
俺が笑いながらそういうと、樫木さんの顔が暗くなった。
樫「旦那が見つかるまで、パパって呼ばせちゃだめですか？」
望「んー、でもパパちゃうし、ずっとみきちゃんに嘘つくのもなんか心痛いんすよね。」
重「俺らも頑張って探しますんで、樫木さんはしっかりみきちゃんのこと守ってあげてください！」
樫「・・・そうですね！お願いします！」
このときボソッと何か言った気がしたが、街の音にかき消されたこともあってあんまり気にしてなかった。
その日の夜。
樫木裕美会いたい
望「え？」
何かの送り間違えかと思ったし、昼間のことがあったから無視をした。
その二日後、事務所の近くのコンビニに行ったときやった。
樫「小瀧くん！」
望「樫木さん・・・」
樫「なんでメール無視するんー？」
その日の樫木さんはいつもの優しいお母さんの雰囲気ちゃう感じで
大人の女の人っていう色っぽい雰囲気をしていた。
望「あー、みきちゃんは今日いないんすか？」
樫「今日は親に預けてる。
なあ、今からどっかいかへん？」
望「いや、仕事中なんで。」
俺が断って、コンビニから出るとすぐに樫木さんがあとを追ってきた。
樫「ええやん。少しくらい。」
そういって、俺の左腕を掴んで自分の胸を押し当ててきた。
普通やったら、きれいな人にこんなんされたら嬉しいんやろうけど
このときばかりは、気持ち悪いとしか思わんかった。
望「離してもらえませんか？」
樫「一緒におってくれるっていうまで離さへん。」
そういって一向に離れようとしてくれない樫木さん。
望「いや、ほんまに離してください。」
俺が樫木さんの腕を振り払おうとした時やった。
『のんちゃん？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 454人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yusei(プロフ) - もちろん読ませてもらいます！ のろのろ更新でも大丈夫です笑 作者さんのペースで頑張ってください！ (2016年6月11日 23時) (
レス) id: 8f9f07ecbf (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - yuseiさん» そういっていただけてうれしいです！いつ終わるかもこの先も特になにも決まってないので、これからものろのろ更新すると思いますがよかったらまた読んでください★ (2016年6月9日 19時) (レス) id: 904cb723fa (このIDを非表示/違反報告)
yusei(プロフ) - いつも読ませてもらってます。家に帰ったら読むというのが習慣になってます。これからも頑張ってください！応援してます！！ (2016年6月9日 18時) (レス) id: a0b5d99bb6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りこ | 作成日時：2016年6月3日 7時
