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『のんちゃん！』
呼んでも呼んでもどんどん先に進んでいく。
『ねえ！』
やっと追いついて、のんちゃんの腕を掴んだ。
『ちゃんと、話しよう？』
望「・・・俺のことほんまに好きなん？」
『・・・好きじゃないと追いかけたりしない。』
望「俺は
俺は毎日苦しい。」
『え？』
望「好きすぎて
俺だけのAになればいいのにって。」
『のんちゃん・・・』
望「俺だけが好きなんちゃうかなって思ってまう。」
今にも消えそうな声でそういうのんちゃん。
わたしが思ってる以上に、のんちゃんに思ってもらえてて、不安にさせてたんやなって思った。
望「どうしたら、振り向いてくれるん？」
『どーでもよかったら、実家に連れて行ったりしない。』
望「え？」
『どーでもよかったら、酔っ払ってひっついたりしない！
のんちゃんこそ振り向け。ばか。』
望「A・・・」
『帰るよ？』
わたしが差し出した右手にのんちゃんの左手が重なる。
『仲直り。』
望「ん。」
『・・・お子ちゃまー。』
望「まだお子ちゃまでええもん。」
そういって、わたしを後ろから抱きしめる。
『ここ外！』
望「ほな、帰ったらいっぱい甘えてええ？」
『うん。』
望「はよ帰ろ！」
そういって今度はわたしの手を引っ張って歩く。
きっとこれから喧嘩もいっぱいするやろうけど
それでも
それでも、のんちゃんとはきっとやっていけるような気がした。
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yusei(プロフ) - もちろん読ませてもらいます！ のろのろ更新でも大丈夫です笑 作者さんのペースで頑張ってください！ (2016年6月11日 23時) (
レス) id: 8f9f07ecbf (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - yuseiさん» そういっていただけてうれしいです！いつ終わるかもこの先も特になにも決まってないので、これからものろのろ更新すると思いますがよかったらまた読んでください★ (2016年6月9日 19時) (レス) id: 904cb723fa (このIDを非表示/違反報告)
yusei(プロフ) - いつも読ませてもらってます。家に帰ったら読むというのが習慣になってます。これからも頑張ってください！応援してます！！ (2016年6月9日 18時) (レス) id: a0b5d99bb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りこ | 作成日時：2016年6月3日 7時
