No.25さよならじゃないよ ページ27
「これで全部ね」
トワイライトは、地下室の部屋で荷物の確認をしていた。
鞄を魔法で持ち上げて、帰る支度をする。
こっそりラリティがトワイライトの荷物から何かを抜き出した。それは、一冊の本だった。
「ラリティ、何してん「しっ」
それに気付いたレインボーダッシュが訪ねようとするが、それを制される。
「…また会いに行く口実を作るのよ♪忘れ物に気付けば、トワイかオーロラのどっちかが会いに行くに違いないわ」
いまいち良く分からなかったレインボーダッシュだが、とりあえず頷いた。
そしてラリティは、そのまま本を机の上野に置く。
「さ、行きましょ!」
それに気付いていないトワイライトが家を出て行った。
「…オーロラ」
トワイライトが、先に行った皆を見てからAに振り返った。
「トワイ…」
トワイライトは、にっこり笑って言った。
「…さよなら」
けれど、Aは首を降った。
「違うよ、トワイ。さよならじゃないさ」
そう言って、心からの笑顔を浮かべる。
「またね、だよ」
「!うん!」
トワイライトは嬉しそうに頷いた。
「あの…あのね、オーロラ…」
「ん?」
「私…貴方の事…その、好「トワイー!遅いよー!」…」
「トワイ、スパイクが呼んでる…あれ、どうしたの?」
「…ううん、何でもない、何でもないわオーロラ」
そこには明らかに引きつった笑顔を浮かべたトワイライトと、よく分かっていないAがいた。
「駅まで送るよ」
トワイライトが、雪の広がる世界を見て、汽車の窓から顔を出した。まだ汽車は出発していない。
「ねえ、トワイ!」
突然、呼ばれた。Aだ。
「オーロラ?どうし__」
ちゅっ
トワイライトは、自らの顔が熱くなっていくのを感じた。
状況を整理すると、頬にキスされたんだと気付く。
唇ではないものの、これはかなり効果抜群だ。
「……また、会おうね」
「………うん」
トワイライトは、Aが見えなくなった方向を見ていた。
何時までも。白銀の世界に照らされながら
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ネルタン(プロフ) - 確かに... (2014年11月3日 7時) (レス) id: 5d0d5c40f9 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア・レイジ(プロフ) - なるほどwwそしてピンキーパイと戯れるケイデンスが一番好きだ! (2014年10月29日 16時) (レス) id: 845b36a02c (このIDを非表示/違反報告)
ネルタン(プロフ) - それに対抗する、アップルジャックもすきです! (2014年10月28日 21時) (レス) id: 382632d27b (このIDを非表示/違反報告)
ミリア・レイジ(プロフ) - レインボーダッシュですかw確かに可愛いですよね! (2014年10月28日 18時) (レス) id: 02c887190c (このIDを非表示/違反報告)
ネルタン(プロフ) - 私は、レインボーダッシュかな〜それか、ダーピー、ラリティ (2014年10月28日 0時) (レス) id: 382632d27b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうしゃやまだ | 作成日時:2014年9月28日 19時