BTS 僕らのたった一人のヌナ (ページ11)

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ヌナとはページ11

俺には姉がいる

だから年上の女性に抵抗はない

いや、変な意味じゃなくて

扱い慣れてるって言うか

いや、なんかそれも良くない言い方だな…笑

ともかくAの弟として

上手くやれると思ってた

『ホソク～お気に入りの洋服だったのにキムチを落としてキムチ色のシミが出来ちゃったよ～どーしよー！！』

…ヌナってなんだ？

てかキムチ色のシミってなに？

そう言って俺の元に来たAヌナ

真っ白なブラウスは

まるで殺人事件に使われたのかと思うくらい

キムチの汁が飛び跳ねていた

JH「それは諦めましょうAヌナ」

『だって…すごいお気に入りだったのに…』

一気にAヌナの顔が曇っていく

…可愛いなぁ

やっぱりヌナには見えない…

JH「そんなに気に入ってたの？」

『うん、だってこれarmyからのプレゼントだったんだもん』

あーそういう所なんだよな

自分のことは大事にしないのに

周りの人のことは、

とても大事にする

Aヌナのそういう所

…とても好きだ

しょんぼりして部屋を出ていこうとするヌナ

思わずその手を掴んだ

『ん？どしたの？ホソク』

そう言いながら

少し驚いたような顔で振り向くAヌナ

JH「じゃあさ…一緒に新しい洋服買いに行こうか！俺がプレゼントするよ」

そういうとAヌナは慌てて

『え、違う違う！そういうつもりじゃない！』

その姿に思わず微笑んでしまった

JH「いいんだよ！俺がプレゼントしたいって今思ったんだから」

『じゃあ私もホソクに洋服プレゼントする！それなら一緒に行く！』

まあ、そういうと思ってたよ

JH「じゃあそうしよう！」

『ありがとうホソク』

ほらね

そういうところが

俺は弱いんだ

やっぱりAヌナは

俺にとっては

ヌナじゃなくてもっと別の存在だ…

JM「ねえ、なんでこの服2枚もあるの？」

『あ、そっち私の！』

JH「そっち俺の！」

JM「え、もしかしてお揃い？」

『そうだよ！一緒に買いに行った！』

JM「ねーなんでそういう時にルームメイトの僕の分も買ってきてくれなかったのさぁー涙」

JH「あ、忘れてたわ笑」

本当はこんな特権

誰にも譲らないよ笑

『やっぱりホソクとは洋服の趣味が合うなぁ！』

…ほらね笑